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26話 ページ28

「__敦が凍ってよ。どーせ最初は分かんないんだし」

敦「えっ…」


目を開けると、目の前には名探偵の服装で飴を食べている人が居た。
誰だ?
今までの中で見た事がない。


敦(ってか、僕、疑われてる!?)


すると僕の前にAさんが出て、庇ってくれた。
Aさんは小さく僕に教えてくれた。


『直ぐに狙うのはやめよう、乱歩。
話し合いで有益な情報が手に入るかも知れないでしょ』

「入らないかもよ?」
『その時は排除すればいい。』

「……まぁそれならいいけど、僕が全て解き明かすのに…」


なんとか、直ぐに冷凍されるのは回避された。
僕はひと安心すると、Aさんは眉を寄せて少しだけ複雑そうだった。


『彼は江戸川乱歩。敵になったら、ほっっとに最悪。
味方でもあんまり好まないかな…パシリにされるし。』コソッ

敦「えっ…」
『いい子なんだけど、ちょっと難がある子だから。』コソッ


Aさんはそう言って、頭を撫でてくれた。
それほど難しい人…
少しだけ危険人物という事を頭に入れよう。


『グノーシアは2体だ。徹底的に排除を。』


きり詰まった声が響き、話し合いが開始された。
乱歩さんはお菓子をパクパク食べていて、雰囲気に合わない。
…それでも話に耳を傾けて、笑っていた。


国「そうだな。俺の目が正しければ太宰が可笑しいな」
『賛成。太宰は可笑しい』


国木田さんとAさんが太宰さんを指摘した。
太宰さんはいつも通り、キョトンとして口角を上げていた。


敦(2人は太宰さんを疑ってる…のか。)


太「へぇー」
谷「そ、そうですか?」
ナ「何時も通りにみえますわ」


普通に援護が周り、みんながそれぞれを怪しんでいて特に決まることは無かった。
あれこれ。
頭に覚えておくことも大変だった。


『あー、仕方ないなぁ…』


投票で決まったのは、珍しくAさんだった。
見たこと無かったから、思わず目を丸くしてしまう。

…きっと、あの人のせい?


江「僕が送る〜!」
『うわ、仕向けた人が来た。』


敦(乱歩の意見で、多くの人の意見が変わった?)


乱歩さんはとても、この場にいる全員に信頼されている。
…強敵だと理解した。


『敦。乱歩と交換。…ホイ☆』

敦「わわわ」
江「えぇー…。」

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設定タグ:文スト , グノーシア , 人狼系   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/m21/  
作成日時:2021年1月13日 17時

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