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23話 ページ25

『そう…』


Aさんは静かに認めた。
んん…もう一押しくらいしたいなぁ…
確実に冷凍にさせれば、行けるかも。


『私はね、ナオミが怪しいんだけど…』
太「そうだね。さっきから挙動不審だよ」

ナ「違いますわ!」


敦(今日は上手く情報が集まらない…)


そして、今日釣られたのは何故か谷崎さんになった。
ずっと黙ってて居る所をみんなに取り押さえられた。

僕は当然Aさんに入れた。


敦(…もしかして僕狙われるのでは!?)


皆の前で言ってしまったし、グノーシア側にエンジニアの事がバレてしまった。
…消しに来るかな。
どうしよう。


僕はソワソワしながら寝床についた。
…消されませんように。

そう願うしか無かった。

___
__
_


敦「んっ…?」


目を覚ました。
慌てて体に触れると、生きている…?

目を丸くすると、ドアからノックが鳴った。
ドアを開けるとソコには鏡花ちゃんが居た。


鏡「おはよう。生きててよかった」
敦「うん!」


____
__
_


『消されないとかあるんだね…知れなかった』
太「そうだねぇ」
ナ「でも、どうしてなんでしょうか?」


相談室に向かうと、もう既に3人が話し合っていた。
確かに、どうして誰も消されなかったのだろう。

すると鏡花ちゃんは「守護天使」と呟いていた。


鏡「きっと、守護天使がグノーシアが狙っている人を守ったんだと思う」

『へぇー、初めて知った。』
ナ「鏡花ちゃんが守護天使ですの?」

鏡「え?いや、そんな事は…聞いたことなあるだけで…」


鏡花ちゃんは目線を逸らしていた。
凄い。
守護天使はみんなのこと守れるのかな!


敦「凄い…守護天使はとっても優しい人だね」
鏡「っ…うん。そうだね」


僕は鏡花ちゃんと一緒に笑った。


『太宰ィ…やっぱりアッチいっとこぉー』ニヤニヤ
太「うんうん。ナオミちゃんもほらぁー」ニヤニヤ
ナ「ええ!後はごゆっくりしてくださいー」ニヤニヤ

敦「ヒッソリそんな事しなくていいです!!」

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設定タグ:文スト , グノーシア , 人狼系   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/m21/  
作成日時:2021年1月13日 17時

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