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41話:武装探偵社 ページ41

私はケータイを見た。
そう言えば、太宰さんが何時も私に会うと言ってくれる。


太【困ったら是非、探偵社を頼ってくれ!】


と言っていた。

それは相談も可能なのだろうか?
それと、亜里沙には会いたくないのだ。


『………まぁ、かけてみても良いよね?』


私は夜10時に、太宰さんに電話を掛けた。
そして、耳元にケータイを持って行った。


(…もう、寝てしまっているのだろうか?)


そう思った瞬間「はーい?」と出てきた。
……周りが五月蝿い?
家には居ない事が分かった。


『須田です。』
太「須田ちゃんね、ちょっと待っててね」


そう言って少しだけ待った。
遠くから「太宰さぁいぃ?」と怒り声が聞こえると言うのだが…今、夜だぞ?

そして少ししたら騒音が遠ざかり、「もういいよ」と太宰さんの声が聞こえた。


太「ちょっと探偵社の皆で、飲み会をしていたのだよ」
『飲み会ですか。楽しそうですね』

太「来るかい?私の紹介人として言おうか?」
『いや、大丈夫です』


私は咳払いをし、口を開いた。


『明日、探偵社に依頼する事…って出来ますか?』


私はそう言った。
すると電話から荒く咳をしているのが分かった。
そして「ど、どういう風の吹き回し?」と太宰さんは驚いていた。


『探偵社の方に女性の方、ナオミさんが居ると思うんです。
その方に相談したい事があるんです』

太「ナオミちゃんねー、他にも女の子は居るけど…いいの?」
『はい、ナオミさんでお願いしたいんです』

太「じゃぁ、伝えておくから明日、武装探偵社に来てね」


太宰さんはそう言って終わろうとしていた。
私は『待って』とすぐに声をかけた。


太「どうしたの?」
『……いえ、なんでも…出来れば個室で話したいのでお願いします』
太「何話すの?」
『秘密です。じゃぁ切りますね』

太「あ、ちょっと!」


ピッ…


(亜里沙に合わないように手配するの出来なかった…)


私はベットに寝転んで、ケータイを手放した。
そして目を閉じて、明日が来るのを待った。。

42話:名探偵に注意→←40話:恋愛の謎



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設定タグ:文スト , 愛され , 浮気   
作品ジャンル:恋愛
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シグマざん(プロフ) - 朱鷺さん» こちらこそ、ありがとうございます (12月17日 16時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺 - かっ、神作をありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!✨ (12月17日 16時) (レス) @page46 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます!( * + ◇ +*)ガンバッタゾ(` ≡ △ ≡’)ワーイ (2021年1月24日 4時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴(プロフ) - やばいです毎回気持ち悪いぐらいニヤついて読んでますwwずっと応援シテマス(`≡△≡’)(なんかこの絵文字可愛くて気に入った) (2021年1月22日 23時) (レス) id: 877859fa3c (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 颯貴さん» ありがとうございます。なら、私はジャンプをしながら更新しましす(!?)お楽しみ下さい。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/  
作成日時:2020年12月15日 3時

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