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心から嫌がって力で押し返そうとしても、成人男性…年上の男になんか叶うわけがなかった。
簡単に押さえつけられた。
それに甘い濃厚なキスで返されて、判断がにぶる。
彼は私のドレスを片手で脱がし、開発済みの上の花に優しく触れた。
『ひぅっ…んっ…ぁ』
(きもちいぃ)
ふと、我に返り今の思考に混乱してしまった。
それと共に現れた感情は恐怖。
…今からこの男に食われる草食動物の気持ち。
『やらぁ…待っ_…ンンッ…ぅ…ぁ…』
喘ぎ声が口から止まらない。
自分の感情が自分で抑えられない恐怖に涙をこぼした。
彼はそんな涙を拾っては愛おしそうに笑った。
(体が熱い…)
ここまでされたら自分も止まりどころが分からなかった。
だってここまでされた事がなかったから。
流れに身を任せそうになった。
自然と目は虚ろになっていき、反抗も出来なかった。
それを見かねたのか彼は得意げにわらった。
「A、愛してるよ」
『ひゃぁっ…ぅんっ…ンっ…』
がちゃん__
彼が愛を嘆いた瞬間、ふとそんな音が鳴った。
カギが開く音。
…彼は手を止めて扉の方を見た。
火照った私もぐちゃぐちゃになりながらもそちらを見た。
(助けが来た…?治?治なの?
体がおかしくて、しんどくて…ぐちゃぐちゃで…)
そんな淡い期待をして、ドアが開かれた。
「こんな所にいたのですか」
「は?清掃員?」
やってきたのは清掃員だった。
絶望する私の瞳は気づかない男は不機嫌になった。
「なんでここに居るんだよ。帰れ!俺たちはいい所なんだよ!」
「……」
ふと、清掃員の瞳が私に向いた。
特徴的な紫色の瞳。
_エレベーターですれ違ったあの清掃員だ。
「ふむ、見間違いありませんね」
「は?」
『…』
「貴方、太宰治のそばに居た人ですね」
『!!』
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シグマ(プロフ) - 黒川かぐやさん» うふふふ、嬉しいです!ありがとうございます!まじ共依存しか勝たん★ (8月27日 20時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - あの、好きです……えっと、その👉👈ほんとにこの関係が好きで、この作品沼すぎて、何回も見直しちゃってるくらいです……共依存しか勝たん🥺👊 (8月27日 18時) (レス) id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 橘スミレさん» ふふふ、ありがとうございます! (8月27日 3時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
橘スミレ(プロフ) - これぞ共依存ですね。最高です。 (8月27日 0時) (レス) @page44 id: 4832f2335e (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 眠いちゃんさん» おおっ、いいところに気づくねぇ!(ありがとうございます!) (5月13日 19時) (レス) id: af73925dd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2022年10月23日 19時