トリップした友の手紙が回ってきたので…私2【星のカービィ】 (ページ7)

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【まぁ誤解は解けたミタイだし、丁度Aも居るカラ聞きたいんダケド】

『？なにを』

ふと、マホロアの言葉にAが首を傾げていた。
次の言葉に目を見開けて驚いた。

【白い翼ヲ持って仮面ヲつけてたのダレ？】

(え？それはギャラさ…)

ふと、我に返りﾊﾞｯ!と隣を見ると、驚いて固まっているAが居た。
数秒固まっていたが、その後黙り込んでいた。

(へ！？ギャラさんに会ったの！？)

私も見たい！
見させてぇ！！！！！！

ってか、いつの間に？

だって敵のマホロア達は知らないんでしょ！？
私もこの世界に居ること知らないよ！？

【黙りは確定なのサ】
【知ってるヨネ？】

『……帰ろう友達A』

ふと、Aはそう言った。
そして私の手を取って王室のドアに歩き始めた。

【逃げるのサ？】
『…』

マルクがAを見てそう言ったが、Aは振り返らない。
ただ出口を見て彼らなんか居ないもののようにしているみたいだった。

(？焦ってる？)

Aは下唇を少し噛んでいるように見えた。
下唇を噛んでる時は急いでなにか考えてる証拠…本人は気づいてないみたいだけど。

(あ〜、痛そう〜。
だから唇ボロボロなのに…またリップ塗ってあげなきゃ)

【ジャァ、仕方ないヨネ☆ スイッチ・オーン！】

ふと、マホロアは赤いボタンを押した。
するとデリバリーシステムが勝手に起動し、光始めた。

(おぉ！！！)

＿何が来るのかな？

少なくともアニメ全話見てデリバリーシステムをよーく見てきた私は、反射的に足を止めそちらを見るとAの足もすぐに止まった。

『ちょっと…』
「だって、見たいじゃん！」

すると、すぐに光は終わり、誰かが送られてきた。
少し大きな体に、女王のような冠と、大きな羽。
手にはつ…え……が………っっ！？

「はぁぁあああ！？」
『…マジか…』

「おや、もう出番かのぉ？」