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「きゃぁぁぁ!!!きたぁぁあああ!!!」
【【【!?】】】


サヨネきたぁ!
うれしぃ〜…この姿を目に入れられるなんてッ
スタアラ以来だよぉ、うわぁ〜ん。


(来てよかったぁ)


思わず涙が溢れた。
すると画面の中にいる3人はギョッ…としてドン引かれた。


【ワ、ワタシじゃまだったのネ?】


不安になったのかタランザがそう聞いた。
いや、ここから離れてもらうと困る!!!!!!


「違う違う!もっと一緒にいて!((圧」
【ひっ…】


私の声がトドメだったのか【帰るのネッ!】と言って奥に行ってしまった。
マホロアとマルクは私たちを見て呆れていた。


(あ゙あ゙あ゙くそぉ〜)


思わず地面に倒れて拳で地面を殴った。
ただ地面は固くて、手が痛くなっただけだ。
ジンジンと痛みが響いてきた。


「うぇ、いてぇ…」
【友達A】


「?」


ふと、上から私の名前が聞こえて顔を上げた。
するとそこには不思議な顔をした2人が居て、マホロアが口を開けてこちらの様子を伺っていた。


【ナンデ、急ニああ言うこと言ッタノ?】

「……」
【キミは、ボクのこと好きじゃないのにドウシテ?】


その言葉に思わず顔を逸らした。
心の中を知らないマホロアはそう聞くしかないだろう。

…私の理由は簡単。
だけど、敵のコイツらに言っていいのか?

゙敵は敵゙

そんなのに弱い所を見せるのがいいこと?


(そんなはずない…)


心強い子がヒロインだ!
だって、そうでしょ?

強くなきゃ、他の子なんて救ってられないでしょ!


(でも…)


Aは少し変わった。
敵は敵_でもカービィキャラ達を倒すのは…私は嫌だ。


(どうしたらいいの?)


「……」
【ネェ、聞いてる?】

「わかんない」

【ヘ?】


「わかんないつってんの!」


自然とその言葉が出ていた。
どうして私は少し怒ってるのかよくわからなかった。

それに、私は…


(敵の基地_ローアに行くつもりだったのに…)


頭は行きたがったけれど、体は嫌がった。

_気持ち悪い。
考えてることとしてることが矛盾して気持ち悪いっ。


「…っ…」

【なんだったのサ】
【サァ?】

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シグマ(プロフ) - ぽむぽむさん» ありがとうございます! (2022年10月23日 11時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぽむ - すごい面白いですね!! (2022年10月23日 8時) (レス) @page13 id: 70d6eb4085 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2022年6月29日 8時

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