トリップした友の手紙が回ってきたので…私2【星のカービィ】 (ページ2)

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冷たい海水。
太陽の光が反射して、私の視界の中に嫌でも入ってくる明かり。

私は近くにある日陰の中で3角座りして、落ち込んだ。

「わかんない…」

＿＿＿

〖無理しないで。強制じゃないよ〗

そういうAの目は優しくて強かった。
いつも私の前にいて、強い光で私を連れてってくれるのに…今日は違った。
本当に…Aがヒロインみたい。

(ヒロイン＿私だよね？)

だって、私はみんなの記憶を消してまでもここに来たんだよ？
強い代償を払ってここに来たんだよ？

Aなんか無効化で何を失わずに来た。

(私なんかと大違い…なんで？なんでこんな…)

【……】
〖友達A？大丈夫？〗

【あ、頭冷やしてくる…】

そう言って逃げだした。

＿＿＿＿

「なんで、Aはすんなりと倒すなんて言うの？」

わかんない。
ソウル化の子達はゲームで倒されてるんだよ？

もう倒したくない。

みんな理由があって強い力を持っちゃったんだ。
力を持たないようにやれば、みんなスタアラみたいにカービィの味方になってくれるのに…なんで？

Aも分かってるはずなのに…。

＿敵の子達に会いたい。

「そうだ。Aが急に言い出したから」

Aは今まで興味なかったのに、急に倒すとか言ったのはﾞ敵にあってからﾞ。
私もなにかわかるかもしれない。

そう思うと足が動いた。
立ち上がって、私はデデデ城に向かった。

(…Aより先に来たんだ。この世界をよく知ってるｯ!)