今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:7,999 hit
小｜中｜大
9、キコの飼い主 ページ10
大弥視点
大弥｢鴻上、さん…？｣
どこから、どう見ても、私服の鴻上さん。
毎日、声をかけているから
間違えようがない。
健水｢じゃあキコの飼い主は姫やってんな。｣
姫｢キコ、これはどういうこと？｣
キコ｢どういうことって、こういう…｣
キコは走って逃げようとした。
でも…
キコ｢それ使うのズルいよー…｣
姫｢こうでもしなきゃ捕まんないでしょ。｣
キコが宙に浮いている…
ワイヤー、とかじゃないよね？
ど、どういうこと…？
宙に浮いて動けなくなったキコを
鴻上さんが捕まえた。
キコは不服そうだったけど
鴻上さんは少し、ほんの少し微笑んだ。
キコに向けられていた視線が
突然、俺たちに向けられる。
それに思わず構えてしまう…
姫｢あなたたちには何もしませんよ。
その代わり黙っといてくださいね？
私のこと話したら容赦しませんので。｣
無表情で、そういう彼女の言うことを
きかない選択肢はなさそうだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
