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10、気になる ページ11

真咲視点


あのライブ以降、
姫が頭から離れない。

あの歌声に、
一瞬見せたあの笑顔…

すっかり彼女の虜になってしまった。

真咲「はぁ…」

宙「32回目。」

爽太郎「何がですか?」

宙「真咲の溜め息。」

大弥「数えてたんですか?」

宙「暇つぶしに数えてみた。」

真咲「人を暇つぶしに使うなよ!」

宙「じゃあ真剣に数えたら良かった?」

真咲「そういう問題じゃない!」

健水「さっきからずーっと溜め息
絶えへんけど何かあったん?」

ギクッ…

怜生「図星だね。笑」

無理…

この人たちに隠し事とか絶対無理…。゚(゚^ω^゚)゚。

真咲「それが…」

『じーっ…』

圧が…圧がすごい…苦笑

結局、話さざるを得なかった…

爽太郎「鴻上さん美人ですからね。」

大弥「お似合いだと思いますよ。
何を考えているかは、わかりませんが…」

健水「簡単に落ちるタイプでは無さそうやな。」

真咲「俺に落とせない女の子はいないよ( ̄ー+ ̄)」

怜生「はいはーい。」

軽く流された…(´・ω・`)

でも諦めないぞ。

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作者名:空井 奏音 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年5月15日 15時

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