無気力系１ ページ1
「あの、先輩」
放課後、ここ私立春日山高校1の美男子であろう生徒会長は1人の女子に呼び止められていた
「なんだ、A。早く部活に行きたいんから手短にしろ」
オッドアイの瞳が、少し無気力そうな瞳を キッ と見る。かれは春日山高校の生徒会長である上杉謙信
一般人ならばビクビクしてしまうが少女、もといAは軽く受け流した。
「先生が今度の100周年の行事のことで相談があるみたいですよ」
「副会長のお前が行けば良いだろう。それより早く部活に行かせろ」
「いやダメですよ」
サッと即答するA。
「……ちっ。仕方ない、さっさと話を片付けるか…A、今度の週末はどこと合同練習だ？」
今、舌打ちが聞こえたのだが…と思ったがあまり突っ込まないでおこう
「○○高校です。まあまあ強いところです」
「そうか、分かった。行ってくる」
「頑張ってくださいねー、先に部活始めてますから」
因みに彼と彼女が言う部活とは＜剣道部＞である
・ ・ ・ ・ ・
「や、A。お前が遅れるなんて珍しいなどうした？」
「えっと…謙信先輩が開校100周年記念の行事について先生に呼ばれてたのでお伝えしてました」
Aは2年なのだが現在話している剣道部部長の武田信玄と先ほどの上杉謙信は共に3年生である。
「そうか、副会長のお前も大変だな」
「いやまぁ、謙信先輩がお前もやれ、って脅さ……じゃなかった、頼んできたので」
「でもAがやるなんて俺も、幸も佐助も驚いたんだぞ？面倒くさがりで剣道部も幸の誘いじゃなかったらやる気なかったのに」
そう言われるとAは無表情で口を開いた。
「…最初は断りましたよ。
でも、謙信先輩が私の立候補届を知らないうちに出してたんですよ」
信玄はたった今初めて聞いた事実に微笑んでいた口元を引きつらせたのだった。
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yoko(プロフ) - 舞さん» 返信遅れてごめんなさい！亀更新すぎてすみません！更新ペース戻していきたいので、今後も是非見て下さい！ (2019年3月8日 19時) (
レス) id: 25eed25ff0 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 続き楽しみにしてます！ (2018年11月18日 14時) (レス) id: cbbb0c7fbf (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 幸が可愛すぎる！！！〜！ 主人公ちゃんのこと、絶対好きだよね (2018年11月18日 14時) (レス) id: cbbb0c7fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoko | 作成日時：2017年9月23日 20時
