18話:幼少期 ページ19
真希ちゃんと私は、幼い頃御三家の会合で
何度か会ったことがある。
私は五条家配下の一族として悟様の付き添いで
参加していた。悟様を待っている間に真希ちゃん達と出会った。
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真「おい、それ1人でしてて楽しいのかよ。」
『‥あやとりのこと?うん、まぁ楽しいのかな?』
真「‥そうか。なぁあのクソな話し合いが終わるまで
私達と遊ばないか?」
『‥いいの?』
真「あぁ、私は禅院真希だ。こっちは妹の真衣。」
真衣「よ、よろしくね。」
『私は香坂A。こちらこそよろしくね!』
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あれは術式を理解する前だから3歳くらいだっだ。
その後、真希ちゃん達とは4・5回しか会っていない。
理由は、私が頻繁に寝込むようになったのと
真希ちゃん達が落ちこぼれとして禅院家で扱われるようになったからだ。
そのため高専の入学式で再開した時は驚いた。
真希ちゃんは落ちこぼれとして扱われていたけど
禅院家の長女だ。
私のことは周囲から聞いていただろう。
私は〈香坂家の中でも特に強力な反転呪術を使えるがその代償か身体が弱い〉と有名だったから__。
『今は反転術式を使い過ぎない限り平気だけどね。』
パ「_にしてもAは本当に体力がねぇな。
機動力は良いのにな(笑)。」
パンダくんが笑いながら言った。
確かに私は、体力がない。
昔よりはマシなんだけどなぁ‥‥。
真「確かに体力がない割には私の攻撃避けてたな。
これで体力つけたら動けるようになるぞ。」
『え!?ほ、本当?』
真「あぁ、これから地獄の特訓メニューを
組んでやるよ。頑張ろうな?A?」
真希ちゃんがニッコリと笑った。
その笑みは、見ていてなんだか寒気がした。
目が〈逃げるんじゃねぇよ?〉と言っている気が‥。
『う、うん。よろしくお願いします‥。』
あ、私死ぬかもしれない。
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作者名:きのこの森 | 作成日時:2020年5月5日 10時