15話:小さな幸せ ページ16
真「また私の勝ちだな。」
まきちゃんがニヤッとしながら言った。
乙「最後の、いりました?」
乙骨くんの額は赤くなっていて、とても痛そうだ。
真「甘えんな。常に実践のつもりでやれ。
乙骨くんはハッとし、唇を噛んだ。
乙「もう一本お願いします!!」
乙(そうだ僕は里香ちゃんの呪いを解くんだ!!)
2人がまた鍛錬を始めた頃_。
パ「憂太が高専にきて半月か。
かなり動けるようになったな。」
棘「しゃけ。」
五「性格も前向きになったよね。」
『そうですね。本当に良かったです。』
私達は、乙骨くん達を見ながら言った。
乙骨くんは、半月前に来た時より身体能力も性格も
良くなったと思う。本当に乙骨くんは凄いや‥。
棘「すじこ。」
パ「確かに真希も楽しそうだ。
今まで武具同士の立ち合いって
あんまりなかっ‥。」
パ(天啓!)
『ん?』
パンダくんが急にハッとした。どうしたのかな‥?
パ「憂太ァ!!ちょっと来い!!カモン!!」
パンダくんが急に大声を出した。
隣の狗巻くんは、呆れた顔をしている。
うわぁ、びっくりした‥。
乙「どうしたの、パンダくん。」
パ「超大事な話だ。心して聞け!!」
私は、何を聞くんだろうと耳を傾けた。
しかし、パンダくんが話す瞬間
五「はーいAはダメでーす。」
『_!??』
五条先生の手で両耳を塞がれてしまった。
聞きたかったのに‥。
パ「オマエ、巨乳派?微乳派?」
乙(今!??)
乙「あんまり気にした事ないんだけど‥。」
パ「ふんふん。」
乙「人並みに大きいのは好きかと‥。」
パ「ほっほーう。」
乙骨くんとパンダくんは何やら楽しそうだ。
私も聞きたかったな‥。
(Aが聞いたら顔を真っ赤にして
倒れると思います。Aはピュアっ子です。)
でも五条先生の大きな手が私の耳を塞いている。
今は、それが幸せだった_。
_________________
いつも読んでいただき大変感謝しています。
原作のパンダの台詞と百鬼夜行の時期が合わないので
台詞を3ヶ月→半月に変更しました。
私の勘違いかもしれませんが、この小説内では
そのようにさせていただきます。ご了承ください。
2020.5.13 きのこの森
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作者名:きのこの森 | 作成日時:2020年5月5日 10時