１２６話 ページ28
「あ、一緒に手芸部に行かへん？今の時間ならお師さんもおるやろうし…」
「い、良いんですか！？」
「ええよ〜」
少しみかちゃんさんと話していたら、かなり会話が弾み仲良くなれた、と思う
そして手芸部に行こうとのお誘い。乗らないわけがないね！
「お師さ〜ん」
「…なんだね、今僕は縫い物を……。その小僧は…」
「偶然廊下で会ったんやけどな？クロワッサンが余った言うから持ってきてもろたんよ〜」
「えと、こんにちは。俺は如月雷季って言いま……。俺のことはどうでも良いですね！クロワッサン、もし良かったら食べませんか？」
おず、とクロワッサンが入っている袋を前に出す
宗さんは睨んでくるように俺を見ると、静かにクロワッサンを一つ持っていった
「…まあ、これは貰っておいてやろう」
『ごめんなさいね。宗くん、中々素直になれないの。確か……雷季くんって言ったわね？私はマドモアゼルよ。よろしくね』
「初めまして。そしてよろしくお願いします。マドモアゼルさん」
マドモアゼル可愛い、可愛い
ほっこり笑顔でマドモアゼルを見つめていると、みかちゃんさんが俺に声をかけた
「雷季くんって、確かソロドリフェスで優勝した子やろ？」
「…まあ、はい。一応そうです…」
『あら、凄いじゃない！』
そんなことないですよ〜、と二人に返事をしたら、視線が突き刺さっていることに気がついた
視線の主は、宗さん
「……確かに、鬼龍が創作意欲が湧く、と言っていたのも頷けるのだよ」
「……？」
宗さんの言っていることがいまいち理解できず、首を傾げる
宗さんはもう一ついただくのだよ。とクロワッサンをもう一つ取った
あれ、食うの早くね？
『もう。宗くん、お礼はちゃんと言わないとダメよ？ありがとう、雷季くん♪』
「……まあ、丁度お腹が空いていたところだ。感謝するのだよ。それと、来週またここに来ると良い」
「はい！…………はい？」
「来週も雷季くんと会えんの嬉しいわぁ。ほな、雷季くんまたな〜♪」
訳の分からないまま手芸部室を出た
…え、来週も来ると良い？え、何故？
……まあ、こんなこと言ってもらえることほとんどないだろうし、来週も行こう！
†††††
しまった、長くなってしまった…(；・ω・)
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吹雪 - いえいえ♪これからも頑張ってください♪ (2017年8月7日 19時) (
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衣坂 焔(プロフ) - 吹雪さん» なるほどです！見つけ次第直しておきます！ご指摘、ありがとうございました！ (2017年8月7日 19時) (レス) id: bfdfcc19c6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - えっと．．．何話って感じじゃなくて、深海くんと宙くんのセリフで夢主の名前が出てくる時、ですかね?(長くてすみません！) (2017年8月7日 19時) (レス) id: dcb4c008b4 (このIDを非表示/違反報告)
衣坂 焔(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます！もしよろしければ、具体的に何話か教えていただいても良いでしょうか？ (2017年8月7日 18時) (レス) id: bfdfcc19c6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - いい作品ですよね！ 所々夢主の名前がデフォルト前の名前になってますよ。 (2017年8月7日 18時) (レス) id: dcb4c008b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣坂 焔 | 作成日時：2017年5月16日 23時
