甘いビターチョコレート

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うわわ、、どうしよう
苦手なんだよ〜



「お、お久しぶりです」




『最近、飲み会参加しないから
寂しいですよ〜』




「あはは、、すみません」




『そえば、今日屋上にいました？』



『経理課のチョン・ウォヌと』




「....はい、それが何か？」




『あいつ、やめといた方がいいですよ？』



『そうそう、見るからに悪そう』



『寂しいなら、俺らが相手しますよ』








ウォヌくんの悪愚痴を

ペラペラと喋る彼ら



何も言わずに聞いてたけど

やっぱり我慢できなくなって






「あの、彼のこと

勘違いしてます。」





『は？』






「チョンさんはそんな人じゃないです。
すっごく優しい人です。

しかも寂しいから一緒にいるんじゃないです。
私がチョンさんと一緒にいたいんです。

こんな所で人の悪愚痴言うあなた達の方が
タチ悪いと思います。」





...よし、よく言った

うん、怖くて

少し声が震えたけど、ちゃんと言えた





『....こっちは気をきかせて言ったのに

そんな風に言うんだ』




『ちょっと可愛くて、仕事が出来るからって

調子乗るなよ？』





さっきと変わって

私に向けられるきつい視線




グッと掴まれた手首が痛くて

恐怖心が膨らむ


だんだん近付く男の人に震えてしまう





「あの、離してください」





『あ、涙目になってる？

怖いの？
さっきまであんな態度デカかったくせに』




『泣けばいいと思ってんのかよ』





コピー機は丁度死角になっていて

助けを求めようにも出来なくって




どうしようと


パニックになっていると








WN「何してるんですか」







聞いたことある低い声がして


顔を上げると





すごく不機嫌そうな


ウォヌくんが立っていた






WN「...女の子困らせて

仕事なくて暇なんですね」






『困らせてるなんて、』



『お前こそなんだよ』





WN「仕事ですけど？」






ウォヌくんの手には

分厚いファイルがある





WN「ユンさん、

こんなの相手にしなくていいから」





男の人を睨んで


私の手を引いて


コピー室から連れ出した




そのままスンチョルおっぱの所に行って






WN「ヒョン、今月の経費
確認お願いします。」



SC「おぉ、さすがウォヌ
仕事早いな」




WN「あと、営業課のやつに
女の子いじめは良くないって
指導お願いします」

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