名前 ページ1
会社を辞めて
新しい仕事の手続きもしながら
忙しい日々が過ぎて行く
そんな中
今日は性別がわかる日
『性別、知りたいですか？』
WN・YOU「「はい！！」」
産婦人科の先生の一言に
ウォヌくんと食い気味で返事をする
男の子でも女の子でも嬉しいんだけど
確認はしときたいなって
2人で話していた
『お子さんは.....
男の子ですよ』
先生の言葉に
赤ちゃんが生まれてくる現実が見えてくる
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
「男の子、かぁ....
ねね！ウォヌくんに似てるかな？？」
WN「うーん
俺よりAに似た方が」
「男の子だったら
ウォヌくんに似た方がいいよ！
絶対イケメンになるもん笑」
検診の帰り
またお腹の子へのプレゼントを買ってかえる
今日は男の子って知って
青い服を買った
「名前とかそろそろ考えないとな〜」
WN「だな
チビもちゃんとした名前が欲しいって」
「うふふっそうだね！」
家には胎教や育児関係の本や
ベビーベッド、ぬいぐるみが増えていく
WN「A！
見て見て！！！」
夕ご飯の準備をしていると
何か机でゴソゴソやっていた彼が
私の腕を引っ張ってリビングに連れて行く
「ん？なにー？」
WN「じゃーん」
彼が見せた紙には
たくさんの文字....
WN「チビの名前の候補」
「わーーーー！！！
たくさんある！！！
どれがいいかな？？？」
2人でソファに座って
紙を眺める
彼が赤ちゃんのために
いっぱい悩んでくれたのがすごく分かる
ひとつひとつ意味が書いてあったり
何度も書いて試したり
その中でひとつ
1番気に入ったのは...
WN「色々考えたんだけど
俺が1番いいなって思ったのは
ハヌル」
「....あ、私もいいなと思ってた」
ハヌル、と書かれた文字の横には
彼の文字で
〈空のように澄んだ広い心を持って
大きい人間になってほしい〉
「この意味をみて素敵だなって思ったの
こんな子に育ってほしいね」
WN「うん....育てられるよう俺らも頑張ろう。
ハヌルと一緒に」
そっと彼が私のお腹に手を当てると
「あっ、動いた」
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うぉん - はじめまして！とても面白く続きが見たいです！更新頑張ってください！待ってます！ (2018年1月17日 1時) (
レス) id: 0880fe170d (このIDを非表示/違反報告)
N@na(プロフ) - とてもいいお話ですね！！また更新されるのを楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2017年12月25日 0時) (レス) id: f9f7d9a1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよん
| 作成日時：2017年12月10日 16時
