君が好き 【吉沢亮】

43話 ページ47

高山美優サイド



A「あのね、いっぱい話したいことがあるの
話さなきゃいけないことがあるの
、、、でもこれは全部私が決めたことなの
だから信じて欲しい、私を、、、」



こっちを見て真剣な表情をするA



、、、分かってる



私はAを信じてる



コクン



頷くとAは静かに笑って、、、



話を始めた、、、



それは、、、



吐き気がするような醜い話、、、



今までAがこんなことをしてたのかと思うと



、、、悲しくて、苦しくて、、、



震えがとまらくて、、、



A「、、、でもっ！
そんな私を、、、
そんな生活から、そんな母親から連れ出してくれたのが、、、



.



.



.



亮君なの、、、」



その人は吉沢亮なこと



守ろうとしてくれたこと



Aを笑顔にさせてくれたこと



全部嬉しくて、、、



その度に私の不甲斐なさを感じた、、、



美優「っ、、、ごめん、、、ごめんね、
私っ、、、全く気付かなくって、、、




.



.



.



.


.


ごめんねぇ、、、、、っ！」



こんなことしか言えない、、、



泣くのは私ではないのに、、、



涙がとまらなかった、、、



A「っ！、、、言わなくてごめん、、、
ずっと1人で抱え込んでてごめん、、、
こんなこと知ったら気持ち悪いって、、、
美優が離れちゃうかと思った、、、」



ずっとボコボコになるまで痛みつけられてたA、、、



ずっと閉じ込められてたA、、、



身体の関係を持たせるような仕事を紹介されて
やらされてたA、、、



、、、ごめんね、気付かなくて、、、



その日、私とAは2人で抱き合いながら静かに泣いた、、、


.



.



.



.



.



.



.



.



.



.


.



いきなりすいません！


作者です！


えー、前にも出てきたんですけど


Aちゃんの母親にやらされていたお仕事について、、、



Aちゃんは身体を売ってはいません！



えーと、キャバクラとか、そういうお店で働いていただけです！



ただ、身体を求められることもあるし、



身体を売ることもできる、ということです！



Aちゃんはまだ未経験ですから！



以上、作者でした！

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