46、熙side ページ46
花火大会当日。
熙「お待たせ。」
真咲「お、おう…/////」
せっかくだから、赤い簪に、浴衣を着てみた。
熙「変?」
真咲「に、似合ってるよ。/////」
熙「良かった。」
真咲、赤くなってる。可愛い。笑
雨でも降りそうだなぁ…花火、見れるかな。
「ねぇ、あれ、紅竜くんじゃない?」
「えっ、ほんとだ。隣にいるのは?彼女?」
「え、あの子に似てない?」
「あの子って?」
クラスの女子だ。そりゃ皆、来るよね。
熙「わっ…」
突然、真咲が手を引いて走り出すから
つい声が出ちゃった。
どこまで走るんだろ?
…と思ってたら、神社の裏?
ベタだなぁ。笑
真咲「ごめん、バレたかも…」
熙「良いよ。隠すのやめたから。」
真咲「え?」
ここから去るのに隠す必要なんてない。
熙「ほら、花火始まるよ?」
そこから見える花火はとても綺麗だった。
触れそうで触れない指。
お互いに言葉を交わさず、ただ花火を見た。
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空井 奏音(プロフ) - 砂糖菓子さん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいです!これからも更新頑張るので好きなときに読みに来てくださいね(^^) (2018年10月6日 0時) (レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - はじめまして。とても素敵な小説、お話が更新される度に楽しみに読んでいます。稀に見る真咲くん落ちですごく嬉しいです。これからも楽しみにしています。更新頑張ってください。 (2018年10月5日 1時) (レス) id: 2a7525f8e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空井 奏音 | 作成日時:2018年9月6日 1時