2、熙side ページ2
何をするにも面倒だ。
転校も何回目だろうか。
学校に慣れても、
クラスメイトと馴染んでも、
なんの意味もない。
なんで僕は、ここにいるのだろうか。
なんで僕は生きているのだろうか。
宙「ねぇ、ねぇ、熙くん。」
さっきといい、今といい、
よく声をかけてくる。有難いのは有難いけど…
熙「何?」
宙「光合成しない?」
熙「は?」
何言ってんの、この人。
宙「あ、自己紹介がまだだったね。
僕は草歌部宙。部活は風男塾!よろしくね。」
熙「フダン、ジュク…?って、何?」
宙「なんでも屋!
依頼があれば基本的に何でもするよ。
まぁ、依頼なんてないから
ほとんど趣味部みたいなものだけど。」
熙「へー…」
宙「熙くんは何部に入るの?」
部活に入ったところで長く続かないしなぁ…
続けられないのが事実なんだけど…
熙「…帰宅部。」
宙「それ部活なの?」
熙「そういうことにしといて。」
これで通すしかない。
そう思っていたんだけど…
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空井 奏音(プロフ) - 砂糖菓子さん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいです!これからも更新頑張るので好きなときに読みに来てくださいね(^^) (2018年10月6日 0時) (レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - はじめまして。とても素敵な小説、お話が更新される度に楽しみに読んでいます。稀に見る真咲くん落ちですごく嬉しいです。これからも楽しみにしています。更新頑張ってください。 (2018年10月5日 1時) (レス) id: 2a7525f8e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空井 奏音 | 作成日時:2018年9月6日 1時