私の彼氏は束縛系

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朝、目がさめると



涼介の姿がなかった









でも…









いい匂い









リビングへ行くと
たくさんのパンケーキがお皿に乗っていた







A「りょーちゃんっ、おっはよ！」






涼介「おっおぅ、おはよ」





ちょっとビックリしちゃって
可愛いいんだから





涼介「パンケーキってさー、綺麗に焼くの
難しいよな〜」



そう言うと、少し照れた顔で
頭を掻いた




涼介「ほいっ」



出されたパンケーキはたっぷりの生クリームが添えてあって、お店顔負けだった


綺麗に焼けたのだけ、私のお皿に乗ってる…
もう、涙が出そう…







A「美味し〜〜〜！！！！！」







そんな私を、満足そうに見つめていた







あの悪夢が嘘だったみたい







涼介「今日さ、食器買いに行かね？」



その提案で、お買い物デートに出掛けた
久々すぎて嬉しかった



…


涼介「これなんか、どうかな？」



涼介が手にしたのは、お揃いのお茶碗
そう言えば、お揃いの物って初めてかも



A「うん！いいね！」








本当に楽しかった



涼介がずっと笑顔で



ただただ、それが嬉しくて…





街もキラキラして見えた







涼介を選んだこと

間違っていなかったんだね






手をギュっと握ると
同じように返してくれた

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