私の彼氏は束縛系

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また朝が来た…

涼介の可愛い寝顔をもうちょっと見ていたかったけど

先に家を出た




「いらっしゃいませー！」



また、怒涛の1日が始まる


ラックが空になる…
バックヤードに走って新しい商品を取りに行く…
手早くディスプレイする…

そんなことを繰り返していたら
お昼休憩に出るタイミングを失った


光「今日そっちすげー売れてんじゃん！」



光が声をかけてきた



光「そっちも見ててやるから、休憩行ってこいよ」



悔しいけど、光はいつも客観的に
周りをきちんと見渡せてる…


副店長になるのも、時間の問題…かな…





A「ありがとう！助かる！」




でも、素直に甘えた




休憩室でパパッとご飯を食べて
すぐに戻ろう
そう思った矢先








涼介「A！」








涼介が目の前に座って
ニコッと笑った







涼介「もー朝も逢えないからさー
寂しかったよー」







仕事場で恋愛モード全開の涼介に
ちょっと驚いた



涼介「今日は？何時に終わるの？」



A「また終電だと思う、ごめんね」



涼介「わかった…じゃあ夕飯作っとくね！」



そう言うと、行ってしまった…









ホッとした自分がいた









早く店に戻らないと




仕事と恋愛との両立は
私にとってすごく、難しい

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