共犯者になって3 【完結】Daiki・Ryosuke

120 ページ26

え？何のこと？



ぜんぜん記憶になくて、すぐに分からなかった




A「それって、、いつの話？」









山田「ほら……ハンバーグの、、」








それを聞いて、言葉を失った



私と大貴が喧嘩するキッカケになった

あのLINE




ワザとだったなんて…





山田「…ごめん、今更こんな事言って


困惑するよね…」








そう、だって





私、結婚するんだよ？何で今更…





ぜんぜん分からないよ







A「…どうして？


どうしてそんなことしたの？」






恐る恐る聞いてみる









山田「…喧嘩して欲しかったから





…別れて欲しかったからだよ」







最後に私を真っ直ぐに見て

威圧感さえ感じられる、強い眼差しだった






A「なんで…？


私のこと振り回して、そんなに楽しい？



…酷いよ、人の心弄ぶなんて」








もう

嫌いになりそう









そう思った瞬間




突然手を握られて、引っ込めようとしても強くて

やっぱり男の人には敵わなくて


…抵抗をやめたとき








山田「いきなり、結婚するとか言うから

…ヤベぇって、焦るじゃん





こっちだって、十分振り回されてるよ」








それは信じられない言葉だった



嘘でしょ？






頭が混乱して、分からなくて


何がそうなったのか、初めから考えようとしても

途中からぐちゃぐちゃになって



でも全部嘘だったらどうしよう…って


思考が勝手に停止した

121→←119

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す