共犯者になって3 【完結】Daiki・Ryosuke

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雄也「なぁ、最近怖い顔してるけど

どうした？」



あれから何週間経ったかな、大貴からも連絡はなくて、山田さんとも仕事以外の話はしなくなっていた



A「そう？こんなに充実してるのになー」



強がってみたけど、雄也はお見通しみたいで
仕事終わりに飲みに誘われた






いつもの駅前の居酒屋に入る



雄也「んで、どした？別れた？」



席に座った途端
ストレートに質問をぶつけてきた



A「…当たり」



雄也「うっそ！マジ！！！

うわーー、絶対結婚まで行くと思ってたのになー」



A「うん、そうだね、嫁行けなかったわ〜」



そんな風に、おちゃらけてみたけど



雄也「んで？何で？原因は？」



核心にグイグイ迫られた…





A「浮気、だね…」





雄也「あぁ、、ついに、、見つかっちゃったか〜…」


そう言って雄也は首を傾げながら、ジョッキを眺めた




A「お互いにね、、厳密に言うと、私のはまだ言えてない」






雄也「それって…向こうもだったの？」





急に声のトーンが下がって、怒っているのが分かった

いつも味方になってくれる、近所のお姉ちゃん、みたいな感じ
ほんと、雄也には言いやすいな




A「うん、、デートしただけって言ってたけど

それだけでも嫌だったんだよね」




雄也「んで、自分は？」




今日は、お酒の力を借りながら、自分の気持ちを吐き出してみようと思った…

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