共犯者になって3 【完結】Daiki・Ryosuke

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A「ごめんなさい、まだぜんぜん見れてなくて

午後一でやりますね、、」



そう言うと





山田「違うよ、ごめん、、それ、俺のせいだよね




彼氏と…喧嘩しちゃった？」





山田さんの申し訳なさそうな視線で、やっと私の目が腫れてることを言ってるんだなって分かった




A「ううん、違うよ、山田さんは関係ないよ」



関係ない訳でもないけど、山田さんのせいにしたって何もならないし






山田「ほら、俺、変な時間にLINEしちゃったから…」






A「いいよ、ワザとじゃないんだし…」







山田「やっぱり…そのせいだったんだ

ほんと、ごめん」







山田さんは頭を下げて謝ってくれた

もう、本当はどうでもいいの

修復したいとか、そうじゃなくて

自分の事が嫌なだけなの




A「もういいよ、山田さんのせいじゃないから」




食べかけのパンをバッグに仕舞って、席に戻ろうと立ち上がった



…その時








パッと腕を掴まれたと思うと

ふわっとその胸に抱かれていた






A「…え？」






思わず声が漏れたけど、山田さんは何も言ってくれなくて




嬉しいんだけど、気持ちが追いつかなくて

山田さんが何を考えて、どういうつもりなのかサッパリ分からなかった

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