共犯者になって Daiki・Ryosuke

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ピンポーン



マンションのエントラスからインターホンを押すと、山田さんの声がした




山田「わざわざごめんね…」




そう言うと、カチャッと音がして、ドアの施錠が外された



思ったよりも大きなマンションに住んでるんだな
うちと違ってセキュリティもちゃんとしてるし




7階に着くとすぐエレベーターの目の前に山田さんの部屋があった





なんか、、緊張してきちゃった…

玄関でバイバイってパターンなのかな、、

顔、見たかったけど、それはそれで寂しいな








ピンポーン




玄関のインターホンを押すと、すぐにドアが開いた







山田「ごめんね、わざわざ」




大きなマスクをして、虚ろな目
相当辛いんだろうな


そう思っていたら






山田「入って…く？」








え？







A「あ、、じゃあ、」







嬉しかった


すんなり入れて貰えて、自惚れてる訳じゃないけど
特別な感じがして、嬉しすぎた




案内されたのは広めのリビングで

物が少なくて、ゲームが転がっていて
男の子の部屋って感じ


綺麗にしてる感じが、また好感度上がっちゃって
更にドキドキしちゃうよ〜






A「えっと、これが資料で、、」





資料を手渡すと、起きているのが相当辛いのか
ソファに横になってパラパラと目を通していた





A「熱、まだあるんですか？」





目の前に横たわった顔があったから
思わずおデコに触れてしまった





一瞬ビクッとなった山田さん



おデコはまだ熱くて、熱は下がってないみたいだった



その熱が私の手に伝って、なんかドキドキしてしまうよ

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