共犯者になって Daiki・Ryosuke

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外で食事をして家に着くと、23時になろうとしていた


ヤバい、明日もあるし早く寝なきゃな


そんな思いとは裏腹に、珍しく酔った大貴がベタベタするくらいに甘えてきた




大貴「まだいいじゃん、明日も休みなんだしさー」



こんな大貴、久しぶりに見たな

今は怒っても逆効果だし、少し付き合うか





A「じゃあ、これ1個飲んだら、お風呂入って寝よう」



そう言って、酎ハイの缶を渡すと、大貴がはーいって機嫌の良さそうな返事をした





大貴「んでさー、それ俺が怒られてさー
本当納得いかなくてさー…」




仕事でストレス溜まってるのかな
今日はしゃべって発散している感じ

別の会社の話はよく分からないけど、精一杯聞き役に徹した、、はじめのうちは、、




明日、何着て行こう…



だんだんと、愚痴を聞くのに疲れてきた頃
ぼんやりと考え出してしまった




気合い入れすぎたら、やっぱり変に思うよね
かと言って、いつもみたいな格好だと印象に残らないし…

はぁ、、悩むなぁ、、









グビッグビッ…






変な音がして顔を上げると、大貴が酎ハイを一気に飲み干していた









大貴「俺もう寝るわ」









立ち上がった大貴が、冷たい目で見下ろして言うと、すぐに寝室に行ってしまった









大貴、なんか怒ってる？









朝になったら、いつも通りに戻るよね？


不安なまま寝室に入ると
大貴は、私にの方に背を向けて眠っていた

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