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(episode.83) 奪い合い ページ34

 

A「あぁぁぁあ! 車動いてるんだから暴れないの!」

私が怒鳴ると、メンバーの動きがピタッと止まる。

平松「・・・じゃあ、Aちゃんが選んで!」

辻本「それがいいな!」

A「えー・・・」

車に乗ってからも皆うるさくて
しまいには誰が私の隣に座るかで揉め始めた。

A「じゃあ・・・1人で座りたい」

水野「却下」

A「なっ!? 意味分かんないんだけど!」

水野「却下は却下だ、で? 誰にすんの? 俺?」

田村「勝! どさくさに紛れてしれっと言うなよ」

A「もー・・・じゃあねー・・・雅斗君」

吉原「っしゃ!」

本田「えー、なんで吉原なん?」

A「・・・プニプニ気持ちいいから」

田中「・・・俺鍛えるのやめよかな」

若菜「でもでも、吉原じゃなくてもいいじゃん」

吉原「はーい、つべこべ言わないの、俺が選ばれたんですから」

そう言うとブーブー文句を言うメンバーを押しのけ
雅斗君が私の隣にボフッと座る。

A「なんか・・・雅斗君みんなより年下だけど大人だよね」

吉原「そうかな? でも、そうAちゃんが言ってくれると嬉しいよ」

A「あ、ありがとう」

吉原「いいえっ、また膝枕してあげようか?」

膝をポンポンと叩きながら雅斗君が言う。

A「んー・・・お腹プニプニしていい?」

吉原「どんとこいっ!」

A「じゃあ、お言葉に甘えて」

吉原「服めくってあげようか?」

A「ちょ、それはいいから!」

吉原「冗談でしょーっ」

一番前の席で2人、騒ぎ疲れたのか寝てしまったメンバー達を起こさぬよう小さな声で戯れる。

A「雅斗君は眠くない?」

吉原「俺は大丈夫、そんな事よりAちゃんに膝枕出来て幸せですよ」

A「なんか雅斗君彼氏みたい」

クスクスと笑いながら雅斗君を見上げ言う。

(episode.84) 吉原Side→←(episode.82) 心配性



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ma。(プロフ) - なっちゃん》多分あたし学ランにビビってチラシとか貰いきらんち思うww 確かにすごいw (2015年9月17日 1時) (レス) id: 394dc0ce9f (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - ma。さん» wwでも最初BMがチラシ配ってる時は誰だろ〜?みたいな感じでしたwもうすごいよねw (2015年9月16日 16時) (レス) id: b40b23e89a (このIDを非表示/違反報告)
ma。(プロフ) - なっちゃん》 すごーい! 本当に結成当初からファンなんや! 尊敬するわww あたしとかどうなるんww (2015年9月15日 21時) (レス) id: 394dc0ce9f (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - ma。さん» もう5年一緒にいるBMファンいるよ〜wもうその子といるのが一番楽w言わなくても分かってくれるというか…いい子だよw (2015年9月15日 21時) (レス) id: b40b23e89a (このIDを非表示/違反報告)
ma。(プロフ) - なっちゃん》素晴らしいわw あたしなんか地元に友達2人しかいないからww 付き合いは7年だけどw (2015年9月15日 11時) (レス) id: 394dc0ce9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ma。 | 作成日時:2015年8月27日 17時

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