最年長組。３【桃】

目覚め ページ38

公表から約1ヶ月後、病院にて


さとみ 「らぎ…起きて…」


さとみが手を握っている。他のすとぷりメンバーは病室のソファーに座り、ジェル・ころんは動画編集を、ななもり・莉犬・るぅとはずっとひいらぎの方を見ている。すると急にさとみが


さとみ 「！らぎ！？」


だんだんひいらぎの目が開いている。


ひいらぎ「…さとみ…」


ななもり「らぎちゃん！？」


るぅりーぬ「らぎちゃんっ！」


ころジェル「！？らぎ！？」


ひいらぎ「おはよ…今、何日？」


ななもり「3月25日だよ。」


ひいらぎ「あれ、もう私…活動10周年じゃん…28歳にもなってるし…って樹の卒業式…！行かなきゃ…ってもうさすがに終わってるか…」


看護師 「雲宮さん！」


ひいらぎ「女の人……怖い…」


さとみ 「大丈夫だよ。俺たちがいる。」


看護師 「自分の名前、生年月日言えますか？」


ひいらぎ「雲宮Aで生年月日は1993年3月5日生まれです。」


看護師 「大丈夫のようですね。念のため検査をしますのでもう少し入院していただきますね。」


ひいらぎ「分かりました。」

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