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海賊旗を掲げた空飛ぶ島船の主、その名は──
───″金獅子のシキ″……！
島船の船尾に建てられた灯台のライトが、ギラリと、海軍本部に光と影を、焼きつけた。
望楼に立った獅子髪の男は、そして、バッと手をふり払った。
糸が切れたかのように、宙吊りになっていた海軍艦隊が次々と落ちていく。
船はことごとく海面に叩きつけられて、まっ２つに大破いていった。水柱が上がり、高波が桟橋に押しよせて海兵たちをさらっていく。埠頭の施設に落下した船もあり、武器庫の火薬に誘爆して黒煙が上がった。
通りすがりの奇襲。
そして被害は甚大だった。数十隻の艦隊が、たちまち海の藻屑と消えたのだ。
海兵たちも反撃に出ていた。だが本来、海上の敵を攻撃するための砲は、空にむかっては撃てない。島船は、ゆうゆうと上昇すると射程外に去っていった。
ガープ「おとなしく伝説になってりゃいいものを……」
砲声の進行曲をＢＧＭに、空へ──やつの海へと去っていく、恐るべき能力者の島船を見送りながら、ガープ中将はギッと歯噛みした。
──なぜ、今になって……？
歴史の流れに逆らい、その名を刻みつけに来た空の亡霊に、５つの海は震撼するだろう。
ガープ「今さら、世界に復讐にでも、しに来たか……！？」
史上ただひとり〈偉大なる航路〉を制覇し、海賊王となったゴール・Ｄ・ロジャー。
彼が残した〈ひとつなぎの大秘宝〉をめぐる、船と冒険の世紀。
なかでも威をふるったのは、海の秘宝・悪魔の実を食べて、驚くべきチカラを手にした″能力者″たちだった。
大海賊時代。
力と夢が、意志をつなぎ。
真に、人を生かすのは、ゆるがぬ信念だった。
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心遥 - 更新頑張って！！！！ほんっと楽しみなんですよ！！ (2016年8月20日 3時) (
レス) id: d3a3b9ffda (このIDを非表示/違反報告)
のんきな子羊(プロフ) - ありがとうございます(･_･、) まだまだ未熟ですがこれからもよろしくお願いいたします<(_ _)>ペコッ はい、読みたいです！読ませていただきます！.ﾟ+.(´∀｀*).+ﾟ. (2015年5月10日 14時) (レス) id: d6a4512c38 (このIDを非表示/違反報告)
ミドミド - のんきな子羊さん！更新ファイトp(^_^)q 面白いです！あっ評価しておきましたよ！私も小説書いているんです良かったら見てくれないかな〜なんてニックネームで検索すれば出てきます！更新ファイト！ (2015年5月10日 14時) (レス) id: 86912fb57d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんきな子羊 | 作成日時：2015年5月10日 13時
