第23話の松 ページ29
side追華
なんか、雄英の校門前ですごい沢山のマスコミがいるんだけど……？めんどくさそう……よし、壁のぼろっと。これくらいなら20％追加でいけるし……追加完了！
『よっと！』
よし、登れた。面倒だしさっさと行こう……マスコミに見付からない様に。見付かったら、面倒だからな……アレを訊かれるのも面倒だしな……
結果から言うと、とりあえずマスコミには見付からずに済んだ。そう、マスコミには……
『……なんでここにいるんですか？チョロ松さん』
僕の目の前には、何故かチョロ松さんの姿があった。ホント何で？
チョロ松「何でって、僕は雄英OBだよ？それに、追華の事が気になってね」
『……そうですか。でも、僕を個性で拘束する理由にはなってませんよね？』
ちなみに今はチョロ松さんの個性で成長した蔓で身動きを取れなくてもがいてるんだけど……全く取れる気配がない……
チョロ松「そりゃあ……僕に嘘ついたからだけど？」
『っ！？』
え、嘘……って、なんでバレ(チョロ松「なんでバレたんだって顔してるね？」！？！？え、そんな分かりやすく出てたか！？ポーカーフェイスには自信あったんだが……
チョロ松「大丈夫だよ、追華。答えはスグに分かるから」
そこまで言ったチョロ松さんは僕を下ろして、どこかへ行ってしまった……何だったんだよ…………
相澤「今日からお前たちの副担任になる奴を紹介する……入れ」
チョロ松「皆さん、こんにちは。僕はドライ・フランツェ。主にヒーロー基礎学の方でみんなのサポートをしていこうと思っているよ。みんな宜しくね」
『…………マジですかい』
どうやら、義兄のチョロ松さんは先生になったようだ……けど、他にもいそうな気がする……何でかは知らないけど……
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作者名：キラ | 作成日時：2017年9月21日 16時
