第16話の松 ページ22
視点追華
『うん、それで僕が選んだパートナーは……君だよ、常闇君』
常闇「……俺か？」
『正直、他の人と迷っていたのだけど……多分僕が考えているプランを実行できそうなの君しかいないからね』
常闇「ふん、良いだろう。俺の力を使って見せろ」
オールマイト「よし、それじゃあ敵チームは先に入って準備をしててくれ！5分後にヒーローチームが入るぞ！」
轟&八百万side 視点無し
轟と八百万はとある階層の部屋の中に核と共にいる。
轟「……それで、どうする？」
八百万「そうですわね、まず私が峰田さんとやったように壁にバリケードを張りましょう。それを轟さんの氷結でさらに強固に……万が一突破されても、轟さんの氷結で足止めをすれば後は確保証明のテープを付けるなり、時間切れを目指すなり……色々と手段は講じれますわ」
轟「あぁ、了解した」
追華&常闇side 視点無し
常闇「……それで、どうするんだ？」
『……常闇君は確保証明のを2つとも隠し持っててくれ。そんで上手く隠れつつ部屋に入って、機を見て相手2人に着けて？』
常闇「おまえはどうするつもりだ？」
『どうせ、バリケード張るんだろうから正面突破でドンパチ一択、以上。相談終了』
常闇「……は？」
困惑する常闇を尻目にさっさとスタート位置へと移動する追華。それを見ていた常闇は小さくポツリと呟いた。
常闇「……蛙水とは大違いだな。指示が大雑把すぎる……」
視点追華
スタート地点に準備をすれば、敵チームである二人の簡単なデータを思い返してみるけど、八百万さんは多分何とかなる。接近戦は多分弱い。問題は轟君の方……
『どうやって懐に潜り込んで攻撃を入れれるか、だよねぇ……』
そうこうしているうちに開始のブザーが鳴る。僕は駆けてビルに入る。
常闇「おい、あの時みたいに一気に凍らされたら……」
『多分、それはしない。よっぽどの事情がない限りは、ね！』
視点上鳴
アイツ、開始と共に勢い良く入っていきやがった！？轟のアレ見てたよな！？
爆豪「あんの女顔、半分ヤローが開幕ぶっぱしねぇってわかって……！」
上鳴「な、なんつークレバー……」
っつーか、探すのはどうするんだ？俺や耳郎、障子みてぇな索敵出来る個性じゃねぇのに……いや、そもそも辿り着いたところで、どうするつもりなんだ……
〜〜〜
更新が遅れてしまいすみません！
しかもいつの間にか……お気に入りが12人を越え……ありがとうございます！！
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作者名：キラ | 作成日時：2017年9月21日 16時
