君にとって (ページ2)

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一話を抜け出してページ2

もうすぐ、君と離ればなれになって三年目を迎える今日この頃君は何してるの？

？「A！今週の夏の花火大会こそ一緒にいくでしょ？」

私「ん～ごめんね～あたし行くところがあるからさ」

？「えー！またぁ？毎年そうじゃん！蘭ちゃんと離れてからずっと一緒に行ってないよ？」

私「え、へへ」っと苦笑いを浮かべる私。
この子は、私の幼馴染みであって親友の棗(なつめ)そして、今でも忘れられなくてかけがえのない幼馴染みの霧野蘭丸

夏の花火大会の日の夜三人でいった花火大会、私と蘭丸だけ花火大会を抜け出して星空の下で約束した。
本当は、花火大会の日が蘭丸の引っ越す日だったけど、蘭丸は、抜け出して私たちのもとに来た。嬉しかった、でももう会えないと思うと涙が止まらなくなった蘭丸は、見かねて私をあの星空まで手を引っ張ってくれたんだ。

それ以来、毎年花火大会の日は蘭丸と二人で過ごしたあの丘に足を運んで蘭丸を忘れないように星空と花火を見ながら思い出に使っているのだ

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