王子の行方 すのだて（ゆり組） ページ32
あの、舘様、しょう太くん、王子です。
宮舘王国の王子です。
他のメンバー、執事です。
ーー
向井｢涼太王子？涼太王子どこですか？｣
深澤｢どうした、康二。｣
向井｢涼太王子が部屋にいなくて…｣
渡辺｢おい、どういう事だ。｣
向井｢しょう太王子。
先程、涼太王子のお部屋を尋ねたところ留守にしておりまして。｣
渡辺｢どこにいるか分かっていないのか｣
向井｢申し訳ありません。
今まで涼太王子はどこか行かれる時は執事の誰かに言ってから行かれていたので。｣
渡辺｢誰も知らないのか？｣
深澤｢他の執事も呼んできます。｣
渡辺｢あぁ、頼む｣
〜
佐久間｢失礼します。
涼太王子の居場所は誰も把握しておりません。｣
目黒｢今までこんな事なかったのに、涼太王子に何かあったのでしょうか…｣
渡辺｢城の中に本当にいなかったのか？｣
岩本｢はい。手分けして全部の部屋を探しましたがいませんでした。｣
阿部｢･･･誘拐？｣
渡辺｢は？｣
阿部｢申し訳ありません。
これは私の考えなのですが、涼太王子は今までどこか行かれる時は必ず私たちの誰かに言ってから出かけておりました。
となると、誘拐という説があるかなと。｣
渡辺｢涼太が誘拐。
早く調べろｯ!!｣
ラウ｢了解しました。
失礼します。｣
向井以外の執事達が部屋を出ていく。
向井｢しょう太王子、申し訳ありません。
私がしっかりしていなかった故に。｣
渡辺｢いや、康二は悪くない。
ちゃんと把握していなかった俺の責任でもある。｣
向井｢･･･ありがとうございます。
部屋の前にいますので何かあればお声がけください。｣
渡辺｢頼んだぞ。｣
向井｢了解しました。｣
向井が部屋を出る。
渡辺｢はぁぁ、、｣
しょう太王子が深くため息をついた。
渡辺｢涼太、どこにいるんだよ…｣
部屋のベットに腰をかける。
〜
10分ほどたった。
急に部屋の外が騒がしくなる。
渡辺｢なんだ？｣
ｶﾞﾁｬ
執事達が慌ただしく部屋に入ってくる。
阿部｢し、しょう太王子。
これを見てください。｣
そう言うと阿部はノートパソコンを○太王子に渡す。
渡辺｢涼太！？｣
そこに映っていたのは
怪我をした涼太王子の姿。
渡辺｢なんだよこれ!!｣
阿部｢先程、送られてきました
涼太王子を誘拐したと。
そして、お金を請求されています。｣
渡辺｢金ならある。今すぐにそこに行くぞ｣
目黒｢わ、分かりました。
直ぐに車を手配します。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 594人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Haduki(プロフ) - 注文多くてすみません！ (2020年4月19日 4時) (
レス) id: 1868fa5f30 (このIDを非表示/違反報告)
Haduki(プロフ) - リクエスト答えて頂きありがとうございます！またまたリクエストよろしいでしょうか？めめがスタッフに嫌がらせをされて怪我をさせられているところを、メンバーが助けにくるのがみたいです！主に助けるのは照くんで、できれば少し長めでお願いします。 (2020年4月19日 4時) (レス) id: 1868fa5f30 (このIDを非表示/違反報告)
Haduki(プロフ) - リクエストお願いします！なべめめ（めめ受け）で、めめがスタッフにの人に襲われそうになった所を翔太くんが助けるのがみたいです！ (2020年4月18日 2時) (レス) id: 1868fa5f30 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - さっくんを抱き締めちゃう阿部ちゃんもすごくすごく良かったです！ありがとうございます！またリクエストさせていただきます^^ (2020年4月17日 0時) (レス) id: 5ef125b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございます！除菌を心掛けてるさっくん可愛かったです！私も会社以外はほぼ家からは出ていないのでさっくんのようにもっと気を付けようと思いました。そして！そこまでしても阿部ちゃんに会いたい気持ちが勝つさっくんも無意識に (2020年4月17日 0時) (レス) id: 5ef125b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪田です | 作成日時：2019年12月5日 22時
