下描七線目 〜菅原side〜 ページ9
菅原「あっ！そっか。俺は菅原孝史。三年。バレー部。よろしくなー」
「うわっ…！？…！？！？」
そう言って俺はいかにもネコ毛だろうなと思われる頭を撫でる。
…おおう。かなり軽いもふもふしてる。
そう思って撫でていると、Aちゃんは固まった。
…ん？固まった？
「…！？！？……！？！？」
ん！？
清水「す、菅原…多分Aちゃん……慣れてない。そう言うの。」
菅原「……マジか。」
清水から聞いて、手をおろす。
そして、おろして数秒後。
「…はっ。す、菅原先輩ですね！はい！！」
……なんか、スゴいことになってた。
いかにも慣れてませんと言っている赤い顔に、
さっきまで真顔だった顔は微笑んでいた。目は渦巻いてる。
いやー、悪いことしたなぁ。
そう思ってごめんねー。と謝ると、いえ、別に。と言われる。
そしてAちゃんは、月島に向かって何故か筆を投げた。
そのあと、清水にいろいろAちゃんのことについて注意を受けた。
聞くと結構人並み以下の環境で育ったような内容だ。
まず、頭を撫でられたことがあまりない。実際に褒められた事はあったが、裏で愚痴を言われていた。
等々。友達も結構少ないんだとか。
なんとっ…。
そう思っていると、自己紹介が終わってしまったのか、
西谷や田中がAちゃんをいろいろ言っていた。
田中「まぁ潔子さんには劣るけどな！！」
西谷「だな！！」
「あの、僕だから平気ですけど、谷地にも言ってたら筆かましますよ？」
山口「Aさん、落ち着いて！！二人先輩だから！！」
まぁ、失礼なこと言われたらそうなるよなー。
そう思って見ていると、Aちゃんが美術部の顧問に呼び出された。
顧問「ちょっといいか？」
「…はぁ、手短にどうぞ」
そう言ってAちゃんは此方にぺこりとお辞儀をすると、
顧問の後を着いていった。
山口「だ、大丈夫かなぁ…」
月島「部外者の僕達がどうだこうだ言えたら早いけどネ。」
清水「月島。落ち着いて。殺気立ってるよ。」
……！そうだっ！！
菅原「大地！！」
澤村「ん？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠狼(ユウラン)(プロフ) - 玲夢さん» おおう！誤字！ご指摘ありがとうございます！ (2016年10月4日 17時) (
レス) id: 85068a2337 (このIDを非表示/違反報告)
玲夢 - 夢主ちゃんの「僕だから平気てすけど」ではなく「僕だから平気ですけど」ではないですかね？もし間違っていたらすみません！ (2016年10月4日 16時) (レス) id: 2145d78049 (このIDを非表示/違反報告)
悠狼(ユウラン)(プロフ) - 花錦さん» コメントありがとうございます！亀更新ですががんばります！ (2016年10月2日 19時) (レス) id: 85068a2337 (このIDを非表示/違反報告)
花錦(プロフ) - 天使スガエル…！作品面白いです！更新ファイトです(*ゝω・*)ノ (2016年10月2日 19時) (レス) id: 216b45c502 (このIDを非表示/違反報告)
悠狼(ユウラン)(プロフ) - ヨツバさん» ………あぁあ！！ありがとうございます！！誤字でした！更新は亀なんですけど、頑張らせていただきます！ (2016年10月2日 18時) (レス) id: 85068a2337 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
