下描二線目 ページ4
…とまぁ、登校から変わって学校にある僕のクラス。
……五月蝿いです。正直。
朝からなんなんだよ。いつもの事だけど他人の噂べちゃくちゃ喋ってさ。
そんなことを考えて谷地に話し掛ける。
「そう言えば谷地、今日朝練は？」
谷地「ないよー。ほら、今度合宿行くし、今日からテスト期間だから。」
「なるー。」
そう、僕が一番気になっていたことを話す。
そのあとはこの次の勉強と、バレー部のことを聞いたり。
単細胞なる二人は相変わらずと。
そしてアホ毛とノッポは努力の差が激しいと。
あ、上の二つは話聞いての推測ね。
そう言うことをただただ喋る。
勿論、僕は部活での事は話さない。
不公平？そうかもね。でもこれでいいと思う。
谷地は部活での事を語るのにめっちゃ輝いてるから←
そう思っていると、美術部の部長が僕を呼び出したらしく、クラスの女子に呼ばれる。
『Aさん、部長さんが呼んでるよ。』
「！ありがとう。女子Aさん。…谷地ごめん。呼ばれたらしい。」
谷地「！！別に良いよ。いってらっしゃい。」
谷地はいつもこう。
嫌だとは絶対言わず、僕がなんと言おうと笑顔で許可してくれる。
…何故、この子はこんなにいい子なのに認めてもらえないのだろうか。
正直言って、僕は谷地の傍から離れたくはなかった。
谷地は、バレー部のことでいろいろクラスの女子に押し付けられている。
話をこの前聞いてみてはいたが、及川とか知らない人の名前も多々出てきていた。
「…谷地、無理は駄目だかんね？」
谷地「わかってるよー。」
とりあえず、一言言い残し、返事を聞いて安心してから部長の元へ行く。
どうせ、また絵の関係のことだろう。
いい加減後輩に押し付けるのはどうかと思う。
「なんですか。宮根部長」
宮根「！Aちゃん、今度のコンクールなんだけど…」
『私の代わりに絵を描いてもらえる？』
………何回目の言葉だろう。
小学の時でも、中学でも、こう言う人達が必ずいる。
しかも、先輩や部長が多い。
そして描いたらそれは私が描きましたと嘘を吐く。
いい加減、自分の絵で出そうと思わないのだろうか。
「宮根部長、理由は？」
宮根「えーとね、私今スランプ中で…だから」
「お断りします。」
宮根「え？」
「お断りします。」
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悠狼(ユウラン)(プロフ) - 玲夢さん» おおう！誤字！ご指摘ありがとうございます！ (2016年10月4日 17時) (
レス) id: 85068a2337 (このIDを非表示/違反報告)
玲夢 - 夢主ちゃんの「僕だから平気てすけど」ではなく「僕だから平気ですけど」ではないですかね？もし間違っていたらすみません！ (2016年10月4日 16時) (レス) id: 2145d78049 (このIDを非表示/違反報告)
悠狼(ユウラン)(プロフ) - 花錦さん» コメントありがとうございます！亀更新ですががんばります！ (2016年10月2日 19時) (レス) id: 85068a2337 (このIDを非表示/違反報告)
花錦(プロフ) - 天使スガエル…！作品面白いです！更新ファイトです(*ゝω・*)ノ (2016年10月2日 19時) (レス) id: 216b45c502 (このIDを非表示/違反報告)
悠狼(ユウラン)(プロフ) - ヨツバさん» ………あぁあ！！ありがとうございます！！誤字でした！更新は亀なんですけど、頑張らせていただきます！ (2016年10月2日 18時) (レス) id: 85068a2337 (このIDを非表示/違反報告)
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