【ハイキュー!!】美術部絵を描かない系女子。【菅原孝史】

下描一線目 ページ3

今日も僕の下らない噂話がされていた。


「……はぁ。」


谷地「今日も大変だね、Aちゃん。」


「もう、ホント毎日憂鬱だー。」


そう言って僕は谷地と一緒に登校する。


溜め息混じりに喋って、谷地と会話。


……ないわ。←


僕は毎日楽しく登校をして、楽しく授業を受けて、楽しく部活をして、楽しく帰宅するっていう青春を期待していたと言うのに。


「…はぁ……」


？「溜め息ばっか吐いてると幸せ逃げるぞー。」


「おうよチビ、身長伸びてから言いな。」←


日向「！？なんだと！？」


さっきから言い合いをしているのは突然自転車で現れた日向翔陽。


言っている通りかなりのチビである。


とりあえず、その後ろから走ってくるやつの足を引っ掛けようと足を出す。


？「！？」


谷地「！？影山君大丈夫！？」


「ハッ、ザマァ」


後ろから走って来たやつ、影山飛び魚…ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝ、飛雄。


見事引っ掛かってくれました。


影山「…あ。Aさん、谷地さん、ちっす。」


「なんだ。無視ですかいつまんないねー。」


谷地「う、うっす…。」


そう言うと、影山は日向に向かってまたケンカを吹っ掛ける。


なんなんですかね？実は仲良しなんですかね？いやバレーではスッゴく仲良いとは谷地から聞いてはいるんだけれども。


そう心の中でグダグダ言っていると、後ろから元気よく僕達に手を振って走ってくるアホ毛←


その後ろには金髪眼鏡ノッポ←


？「Aさん！谷地さん！おはよう！」


谷地「おはよー。山口君。」


「はよー。朝から元気なアホ毛君」←


山口「Aさん、酷い…」


「ごめん、グッチー☆」


そう、いつもの様に山口をいじれば山口は発狂。


…面白いからほっとこ。←


そう思って、後ろの金髪眼鏡ノッポ君に話し掛ける。


「山口って相変わらずだけど面白いよね。」


？「そうだねー。」


「……棒読みは酷いぞツッキー！！」


月島「いったっ…。」


え？さっき何をやったって？


……月島の頭目掛けて筆を……ね(ご想像にお任せします)


月島「と言うかAさん、よくこんな奴等と登校出来るよねー」


「殴られたいのですかね。月島君よ。」


月島「あ。遠慮しときまーす。」


「もう一回やってあげてもいいのよ？筆。」


何を言い合ってるかって？


月島が僕にケンカ売ってきたから買ってあげてるんです。


と言うか彼奴、筆用意したら逃げやがった。

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