【l.u z】吐息王子と一緒に【歌い手男主】

8だよ ページ9

そらるside


Aと待ち合わせなんだけど、ちょっと早めに着いた。LI○Eしとこ。


彼方ついた


思ったより早く既読がついて、返信がきた。


Aわーあともうちょいでつきます

彼方待ってるー


あ、面白いこと思いついた。


彼方待ち合わせ時間に遅れたら1秒ごとに俺のお願いきいてね

Aそれは急ぎますw


それから少ししてAが来た。

「彼方さーーーーんお待たせしましたー」

高身長イケメンが走ってこっちに向かって走ってくるのだが、大声で俺の名前を呼ぶな。目立つ。バレる！

「近寄ってきてその声量やめろ」

「おはようございます」

「ん、おはよ。もうこんにちはだけどな」

「こうの準備でバタバタしちゃって…でも待ち合わせ時間には余裕なんで！！」

「ﾁｯ……じゃあ、どっか行こうか」

遅れたらよかったのに…でもluzみたいにコイツ遅れたりしないんだよなあ。弟なのに兄貴よりしっかりしてる。

「え、どこ行くか決まってなかったんですか？」

「ん〜気分」

仕事の気分転換に誘うだけ誘って、何も考えてなかった。

2人で無言で歩く。

横でAが百面相してるの見てるけど面白い。多分無言すぎてどうしようとか考えてる。


ｸﾞｩｩｳｳｳ


お腹鳴った。

「？？？」

はてな顔でこっち向くな。恥ずかしいわ。

「…お腹空いた」

「お腹の虫が暴れてますね」

「ん。ご飯行こ」

「じゃあそこのラーメン屋さんどうですか？」

「新しいとこか。行ってみよう」

「はい！ラーメン！」

「テンション高くない？俺がお腹空いてるのに」

「新しいもの見るとテンション上がりません？」

「あーまあ新しいゲームはテンション上がるわ」

新しいゲームしてるとクリアするために試行錯誤したりするの楽しいし、そんな感じかな。

「彼方さんらしいです」

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