【l.u z】吐息王子と一緒に【歌い手男主】

30やけど ページ31

luzside


放送してたら、ふぅが入ってきて

「るすーご飯できたよー」

「ほんま？すぐ行くわ」

ちょっと待っててとジェスチャーで伝えた。

リスナーには申し訳無いんやけど、お腹ぺこぺこやし許してほしい。

「ご飯できたようなので、終わります！お疲れ様でした〜」

ｺﾞﾝｯ

ﾄﾞｻｯ

なんかおっきい音したな？

「あっ何しとん」

「何もないのに転んだぁ〜」

床にぺたんと座るふぅ、おでこが赤くなっているみたいや。

「大丈夫なん？！ふぅ、おでこ見してみ？」

「ん〜」

ん〜って出してくるふぅ可愛すぎ！！！
なんなん？女の子なん？？！
こんな可愛いと安心して嫁に出せないんやけど！！

「腫れとる。あっち行って冷やそうな」

「うん」

2人でリビングへ。

「んータオル？」

「濡れタオル？」

タオルを取ってきて、濡らしておでこに当てる。

「ひゃー気持ちいい」

「たんこぶになるんかな」

結構赤いしなあ。

「恥ずかしいな。外出るとき前髪下ろさんと…」

不審者やん…

「家では前髪上げといてな？」

「なんで？」

「あ〜えっと、あれやん？たんこぶ風通し悪いと治り遅くなりそうで…」

「そうなん？」

嘘。

前髪上げてるレアすのうたんを見ときたいだけです。

そんな事本人に言えないし、多分その辺素直なふぅは早く治るのか！とか納得しとるだろうし！

「ご飯食べよ！冷めちゃう」

「よっしゃー食べる！」

「「いただきます！」」

「またそんな量なん？おっきくなれんよ？」

「いやもうおっきくなる必要ないんやけど」

ふぅは少食なのであまり1回に多く食べない。

俺と同じくらいの身長あるくせに全然食べないし筋肉ないしでもうこれはジム強制やな。

「これ美味しいから、ほら、あーん…」

「あー…ﾑｸﾞ我ながら上手くできとる！」

へへって笑うな。眩しすぎる。

＊

「「ごちそうさまでした！」」

「洗うのは俺がする！」

綺麗に洗うで！

「ありがとー、俺はお風呂の用意してくる」

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