吾輩は地味である ページ1
昔から地味で顔も良くなかった私は男の子との恋愛は愚か友人関係もそこまで広くなかった
そんな私ももう20歳、これはやばいぞと思いつつも特に何もしてない毎日
唯一始めた事と言えばそれはバイト。
ちょうど大学と私の家の真ん中くらいにあるそこはアンティークな喫茶店。
優しい店長が作るココアが好き(ちなみに珈琲な苦くて飲めない)で最初は常連さんとして店に足を踏み入れていたが、
もう随分おじいちゃんになってしまった店長の提案で私もひょんな事からバイトすることになった
店は私と店長、店長の奥さんで切り盛りしているためこちらとしては知り合いなどが居ないこの状況はとても居心地が良かった
しかし、そんな私にも最近悩みがある。
カランコロン
喫茶店メトロのドアについている大きなカウベルが店内に鳴り響く
ちなみにメトロとは地下鉄のメトロではなく｢メトロノーム｣のメトロ、時間がゆったり流れるようにとつけられた名前らしい。
店に入ってきた人達を見て顔をしかめる
最近よく来る人達。関西弁を使っていて、店の雰囲気をぶち壊すようなデカい声。
もちろん、本人達に悪気はないと思うのだろうが私としては少し迷惑だった
しかも問題はそれだけでは無い
実は彼らは大学で有名なイケメングループなのだ。
何故こんな静かなところに来るのか分からないが
私が常連さんだった時には来ていなかった。
相手は私のことを知らないと思うが、流石に有名な彼らが店に来ると少し気まずいし、もし知られて声をかけられたらと思うとヒヤヒヤしている
まぁ私は地味だし気づかないよね(ﾌﾗｸﾞ
｢すいませーん｣
と例のグループから声をかけられる
私はお冷とおしぼりを持って席に近づく
置くものを置いてマニュアル通り注文を取る
｢えーと、珈琲3つとオレンジジュース1つください｣
｢あ、あとナポリタンとカツカレーも｣
3時のおやつにしてはハードだなと思ったけど触れないでおこう。
｢お前まだ食うんかい…｣とボソッと言っているのが聞こえるも無視
『はい、かしこまりました』
注文したメニューを読み上げて、一礼して去ろうとすると
｢あ、あとイチゴチョコパフェも追加出来ます??｣
と言われたので、『分かりました』とだけ伝え持ち場に戻った。
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天ノ命(プロフ) - りまみふぃーさん» ありがとうございます!亀更新ではありますが頑張ります!! (2020年1月26日 14時) (
レス) id: c3c4617c08 (このIDを非表示/違反報告)
りまみふぃー - この小説が始まったときから、拝見させていただいていました。完結おめでとうございます!他の小説も見させいただきますね！ (2020年1月26日 13時) (レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
天ノ命(プロフ) - オンマイウェイ!!笑ありがとうございますm(*_ _)m (2020年1月26日 9時) (レス) id: c3c4617c08 (このIDを非表示/違反報告)
コメントさん - んー。好きですね。はい。オンマイウェイ！ (2020年1月25日 21時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
天ノ命(プロフ) - コメありがとうございます!番外編頑張ります笑 (2020年1月22日 8時) (レス) id: c3c4617c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Q | 作成日時：2020年1月19日 12時
