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第一導 ページ2

「今日から貴方方は私立真駒学園野の生徒です。中学生という若さを生かし、良い功績を残してください。先輩方も先生方も期待しています。以上 、三年三組、伊藤梨恵」

 最後に笑みを見せ、先輩となる女の人はステージから足音をたてながら降りる。

「以上で、入学式を終わります。礼」

 入学式は早めに終わった。時計を見ると、始まってから一時間もたっていなかった。

「一年生諸君、自分のクラスへ行き、カードをひきなさい。」

 私達はおとなしく先生の言葉に従う。

 階段を上り 、一年生の教室がある四階へとついた。

 壁に名前を紙が貼ってあり、一組から順に自分の名を探す。

「あった 、二組」

 私の名は二組にあった。辻村凛、そして双子の兄、蓮。同じクラスだったのか、と少しだけ、心が踊る。

「よ、凛」

 蓮は先に教室に入っていた。今のところは席が自由なので、隣に座る。

「同じクラスなのって今年で何回目だっけ?」

「んーと、7回目かな」

 要は小学校の六年と今年、全部だ。

「なんて偶然なんだろね」

 私は微笑み、蓮を見つめる。

「運命だったりして。なわけないな」

 蓮はにっこりと優しい笑顔を見せ、私を見つめる。

「蓮て笑顔が純粋ぽく見えて騙されそうになっちゃうんだよね」

「なんだよそれ」

「だって子供っぽいんだもーん」

「ハハッ」

 蓮と駄弁りはじめて約三分後、背が高い先生が静かにしろと言いながらやっと来た。

「それじゃあ、カードをひいてもらう」

 その言葉は人生を動かすように大事な言葉に思えた。

 一人一人順番にテーブルに置かれたカードを適当に選んでいく。

 次は蓮だ。

「んーと・・・"銃"と"精霊召喚"?なんだこりゃ」

 次は私。蓮の言葉がなんなのかわからなかったが、カードを見てわかった。


 カードの表面には、銃と精霊召喚の文字が光っていた。

「あれ、凛も俺と同じなの?」

「みたい。でも私のは+5000ptって下に書いてあるよ?」

「全員ひき終わったので説明をします!

 大きい声が聞こえ、騒がしかった教室も少し静かになった。

「そのカードは自分の武器と特殊能力です。授業で使い方を習い、その後クエスト、に行ってもらいます。」


byシオミ
ギャグをいれれなかったw

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設定タグ: , シオミ , 学園ファンタジー   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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シオミ(プロフ) - めぐミルク☆さん» 完璧ウチの学校名からとってるよw、そういやいたな、あの滑舌悪いとかって皆に色々言われてる奴w (2013年11月14日 0時) (レス) id: 9aecd09548 (このIDを非表示/違反報告)
めぐミルク☆(プロフ) - こんばんワンコそば〜。真駒野ってw燈樹って名前見て3組のアイツを思い出しちゃったw (2013年11月9日 22時) (レス) id: 8f803add23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオミ&蒼 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ao12  
作成日時:2013年7月25日 23時

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