霊：32話【時限爆弾２】 ページ43
〜〜池田屋〜〜
桂「ターミナル爆破の為に用意していたんだが仕方あるまい。コイツを奴等におみまいする・・・そのスキに皆逃げろ。」
善逸「なるほどね！？是非そうします！是非逃げさせてもらいます！！時限爆弾で巻き込まれて死ぬよりマシだしねェェェェェ！！？」
炭治郎「善逸・・・・・・！」ｷﾞﾛｯ
桂に逃げろと言われた善逸は是非逃げさせてもらいますと脅えた顔しながら声を上げてる瞬間、炭治郎は冷たい目線で彼を睨みつけた。
善逸「止めて！炭治郎！そんな別の生き物を見てるような目で見るのは止めてェェ！？」
紅葉「善逸ってそんな薄情な人間だとは思わなかったよ。」
玄弥「お前、最低だなァ・・・」
伊之助「コイツ、ホント気持ち悪い野郎だな。」
善逸「何で俺だけ貶されなきゃならないの！つーか！元はと言えばこの人が俺達を唆して爆破テロ事件に巻き込まれる嵌めになったよねェェ！！？(泣)」ｶﾞｰﾝ
紅葉と玄弥と伊之助にも冷たい目線で貶された善逸は泣きながらショックを受けてる瞬間、銀時がいきなり桂の胸倉を掴んで彼を睨みつけた。
銀時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
桂「！！」
紅葉「ちょっ！何してんの！銀さん！？」
攘夷志士「貴様ァ！桂さんに何をするかァァ！」
銀時「・・・・・・桂ァ、もうしまいにしよーや。てめーがどんだけ手ェ汚そうと死んでった仲間は喜ばねーし時代も変わらねェ。これ以上薄汚れんな。」
桂「うす汚れたのは貴様だ。銀時・・・時代が変わると共にフワフワと変節しおって。武士たるもの己の信じた一念を貫き通すものだ。」
銀時「お膳立てされた武士道貫いてどーするよ。そんなもんの為にまた大事な仲間失うつもりか？俺ァ、もうそんなの御免だ。どうせ命張るなら俺は俺の武士道を貫く。俺の美しいと思った生き方をし俺の護りてェもん護る。」
桂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
神楽「銀ちゃん。」
銀時・桂「「？」」
銀時と桂が互いに睨み合ってる瞬間、神楽が桂の時限爆弾を拾ってそれを遊んでたらうっかりスイッチを押してしまったと悪気がなさそうに笑いながら言った。
神楽「これいじくっていたらスイッチ押しちゃったヨ。(笑)」
炭治郎「え・・・！？」
善逸「ちょっ！！何やってんの！神楽ちゃァァん！！？」
玄弥「つーか！何勝手に爆弾のスイッチを押してんだよォォ！？」
つづく
霊：33話【爆弾が爆発しますので安全な場所に避難して下さい！】→←霊：31話【時限爆弾】
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作者名：サンダーブリュッセル紅葉＆黒魔霊歌 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年3月11日 8時
