~鬼殺隊の岩柱・悲鳴嶼行冥の妹は不死川玄弥の彼女やんね！~ (ページ38)

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霊：27話【攘夷志士】ページ38

〜〜攘夷戦争(二十年前)〜〜

二十年前の攘夷戦争の頃・・・・・・

大量の天人達に囲まれていた銀時と桂は・・・・・・

桂「・・・・・・これまでか。敵の手にかかるより最期は潔く武士らしく腹を切ろう。」

銀時「馬鹿言ってんじゃねーよ。立て・・・」

桂「！」

銀時「美しく最期を飾りつける暇があるなら最期まで美しく生きようじゃねーか・・・」

桂「・・・・・・・・・・・・」

銀時「行くぜ。ヅラ・・・」

桂「ヅラじゃない。桂だ・・・」

その男、銀色の髪に血を浴び・・・・・・

戦場を駆る姿はまさに夜叉・・・・・・

〜〜池田屋〜〜

桂は真剣な目でこの地球で好き放題暴れている天人達を追い払う為に協力してほしいと銀時に言った。

桂「俺達の戦はまだ終わってなどいない。貴様の中にとてまだ残っていよう。銀時・・・国を憂い共に戦った同志達(なかまたち)の命を奪っていった幕府と天人に対する怨嗟の念が・・・」

銀時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

桂「天人を掃討しこの腐った国を立て直す。我等生き残った者が死んでいった奴等にしてやれるのはそれぐらいだろう。我等の次なる攘夷の標的はターミナル。天人を召喚するあの忌まわしき塔を破壊し奴等を江戸から殲滅する。だがアレは世界の要・・・容易には落ちまい。お前の力がいる。」

銀時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

桂「銀時・・・既に我等に加担したお前に断わる道はないぞ。テロリストとして処断されたくなくば俺と来い。」

銀時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

桂「迷う事はなかろう。元々、お前の居場所はここだったはずだ。」

銀時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

新八「銀さん・・・」

炭治郎・善逸・伊之助・玄弥「「「「・・・・・・・・・」」」」

テロリスト扱いにされたくなければ俺達と手を組めと桂にそう言われた銀時は何も言わずにただ黙っている瞬間、突然と襖が蹴り飛ばされていた。

全員『！！』

いきなり襖が破壊されているのを驚いた炭治郎達はそれを振り返ると土方率いる武装警察真選組の人達がゾロゾロと部屋に入ってきた。

土方「御用改めである！神妙にしろ！テロリストども！」

攘夷浪士「しっ・・・真選組だァっ！」

桂「イカン！逃げろォ！！」

つづく