霊:26話【白夜叉】 ページ37
〜〜池田屋〜〜
銀時「全部、テメーの仕業か。桂・・・最近、世を騒がすテロも今回との事も・・・」
桂「例え、汚い手を使おうとも手に入れたいモノがあったのさ。」
この国から天人達を追い払うためにまた俺達と手を組んでくれと桂は真剣な目で手に持ってる刀を銀時に差し出して言った。
桂「・・・・・・銀時、この腐った国を立て直すため再び俺と共に剣をとらんか。白夜叉と恐れられたお前の力・・・再び貸してくれ。」
全員『!』
銀時は白夜叉だと桂の話を聞いた善逸は目が動揺するくらい驚いて大声で叫び出した。
善逸「し!し!白夜叉ァァァァァァァ!!?」
炭治郎「善逸?何をそんなに驚いて・・・・・・?」
紅葉「白夜叉って確か・・・攘夷戦争には銀色の髪に血を浴びて戦場を狩る姿はまさしく夜叉って呼ばれているくらい強い攘夷志士がいるって聞いた事がある。でもその男は何年か前に既に死刑されたって聞いたんだけど・・・・・・」
炭治郎「死刑された・・・・・・・!?」
桂「天人との戦において鬼神の如き働きをやってのけ戦はおろか味方からも恐れられた武神・・・坂田銀時、我等と共に再び天人と戦おうでは無いか。」
銀時「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
新八「・・・・・・銀さん。アンタ、攘夷戦争に参加してたんですか。」
桂「銀時は戦が終わると共に姿を消したがな。お前の考える事は昔からよく分からん。」
銀時「俺ァ、派手な喧嘩は好きだが・・・テロだのなんだの陰気くせーのは嫌いなの。俺達の戦はもう終わったんだよ。それをいつまでもネチネチネチネチ・・・京都の女か!お前は!」
桂「バカか!貴様は!京都だけでなく女子はみんなネチネチしている。そういう全てを含めて包み込む度胸がないから貴様はモテないんだ。」
銀時「バカヤロー!俺がもし天然パーマじゃ無かったらモテモテだぞ!多分・・・」
桂「何でも天然パーマのせいにして自己を保っているのか。哀しい男だ。」
銀時「哀しくなんかないわ。人はコンプレックスをバネにしてより高みを・・・」
新八・善逸・紅葉「「「「アンタら!何の話してんの!!」」」」
銀時と桂が下らない話し合いしてるのを見た新八と善逸と紅葉は呆れた表情でツッコミを入れた。
つづく
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作者名:サンダーブリュッセル紅葉&黒魔霊歌 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年3月11日 8時