霊:4話【飛脚】 ページ15
〜〜歌舞伎町〜〜
大事な店を滅茶苦茶にされて激怒したお登勢は事故でぶつかって怪我を負った男性の胸ぐらを掴んで怒鳴り散らした。
お登勢「ワレェェェェェ!!人の店に何してくれとんじゃアアア!!死ぬ覚悟はできてんだろーな!!(怒)」
男性「ス・・・スンマセン。昨日からあんまり寝てなかったもんで・・・」
お登勢「よっしゃ!!今、永遠に眠らしたらァァ!!(怒)」
紅葉「お登勢さん!落ちついて!!」
善逸「ちょっ!待て待て待て!お登勢さん!重症を負ってる人に暴力を振るのはさすがにマズいって・・・!?」
新八「お登勢さん!怪我人相手にそんな!!」
ブチキレたお登勢は拳を振り上げて男性を殴ろうとしてるのを見た紅葉達は焦った表情で階段から下りて慌ててお登勢さんを止めようした。
炭治郎「大丈夫ですか?すごい血だらけですよ・・・!!」
新八「・・・こりゃひどいや。神楽ちゃん、救急車呼んで。」
新八に救急車を呼ぶように言われた神楽は大きく息を吸ってその後に大声で救急車ァァと叫んだ。
神楽「救急車ャャァアア!!」
亭翔・雪音・カナヲ「「「オイっ?!」」」
銀時「誰がそんな原始的な呼び方しろっつったよ。」
玄弥「つーか!そんなんで救急車が来るわけねーだろ!?」
そんな大声を上げて救急車を呼ぶだけで来るわけないだろと銀時と玄弥がツッコミを入れた。
銀時「飛脚か。アンタ・・・届け物、エラいことになってんぞ。」
伊之助「あ?・・・"ひきゃく"って何だ?」
雪音「飛脚っていうのは遠く離れて住んでる人のところに手紙や品物を配達する人の事だよ。」
伊之助「ふ〜ん・・・」
飛脚「こ・・・これ・・・」
銀時「?」
飛脚「これを・・・俺の代わりに届けて下さい・・・・・・お願い。」
事故で大怪我を負った飛脚の男性は痛みを堪えながらゆっくりと起き上がって配達用の小包を持ってる手を伸ばしてこの届け物を自分の代わりに渡してくれと銀時に頼んだ。
飛脚「なんか大事な届け物らしくて届け損なったら、俺・・・クビになっちゃうかも。お願いしまっ・・・」ガクッ
銀時「おいっ!!」
飛脚の男性は事故の怪我のダメージを受けてその痛みで堪えきれなくてなってそのまま気を失っていった。
つづく
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作者名:サンダーブリュッセル紅葉&黒魔霊歌 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年3月11日 8時