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時は飛び、放課後。
校舎裏へ向かわなければならないのである。
『……めんどくさ』
「頑張って……」
重い足取りで校舎裏へ向かう。
なんであの人は俺を呼び出したんだろう。
そんな疑問が飛び交いながらも、足を進める。
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『来ましたけど』
目の前で仁王立ちをしながら見下すようにしている彼女に、そう言う。
「あら、本当に来てくれたのね」
『そんなことはどうでもいいんだよ。要件は ? 』
「…無視しないでくださる ? 」
なんて睨んでくるので、「あ、すみません…」なんてビビる。
すると最香さんはこう口にした。
「貴方、カッター持ってたわよね ? 」
『え…… ? まぁ、そうですけど』
なんで知ってんだよ。パーカーのポケットってそんな見えるか ?
「そのカッター、1度私に貸してくださらない ? 」
他人に触られるのは気が引けるけど、素直に従っておくしかない。
自分のカッターを渡せば彼女は、
「っいやぁぁぁぁぁ ! ! ! 」
時分の腕に軽く傷を付け、大声で叫んだ。
何だったか、これは__
所謂"カッターキャー"をして、私は嵌められそうになっている。
それだけ、私は理解出来た。
______
カッターキャーって久々に見ました。
夢主が不良、ていうあんま見ない(ですよね?)感じのやつで、結局カッターキャーって………
ガッカリさせてしまったら申し訳ないです。
あと作って(ほぼ)初日なのに順位とかありがとうございます…
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作者名:まんまるねこ。 | 作者ホームページ:あるけど貼るのめんど(
作成日時:2022年4月5日 23時