超あかがみん海賊団

忙しい人 ページ17

あちゃみside

しょ「ほーら、早くしないとおやつ俺が食べちゃいますよ。」

とわタ「わー！待って待って！」

ソ「寂しいですか？」

ちゃみ「・・・え？」

ク「さっきからしょうさんのことずっと目で追ってる。」

咲夜「しょうさん、多忙ですからね〜。構ってもらえないんですか？ｗ」

あたしの彼氏、しょうやんはすこぶる忙しい。１食作ったと思ったらすぐに次の食事の準備に

取り掛かる。空き時間は基本的にトレーニングやレシピ作りに費やす。

そんな彼氏に普通の彼女なら寂しいかもしれないけど・・・

ちゃみ「別にあたしは寂しくなんかないですよｗ全く構ってくれないわけじゃないですし、しょうやんが忙しいことは職業上仕方ないことですからｗ」

椿「随分大人ですねあちゃみさん。わたしなら忙しくても１分でいいので構ってほしいものです。」

ドミ「でもしょうさんがストレスなくやっていけてるのはあちゃみさんがそう考えてくれてるからなんでしょうね。」

あ「そういう関係、少し憧れます。」

ちゃみ「何言ってんのｗ皆だってそうじゃないですかｗ」




ちゃみ「今日は随分寒いなぁ・・・。」

今日の見張り番はあたし。夏島の夏だけど海の上は気温が下がって少しばかり肌寒い。

しょ「ちゃみーん。夜食持って来たよ。」

ちゃみ「あざー！今日何ー？」

しょ「今日はちゃんちゃん焼き。ちゃみんとこの郷土料理だよ。あとホット緑茶。」

ちゃみ「うわー！しょうやん分かってるぅ！」

しょ「そりゃｗよっと・・・。」

ちゃみ「あれ、キッチン戻らなくていいの？」

しょ「うん、仕込み終わらせてきたからね。」

そういうとしょうやんはあたしの隣に座った。

ちゃみ「・・・もしかして昼間の話し聞いてた？」

しょ「いや、ともさん達が教えてくれた。」

ちゃみ「あいつら・・・。」

しょ「ごめん。」

ちゃみ「別に寂しいと思ってないよ。それがしょうやんだから。」

しょ「うん、そういってくれていつも助かってる。」

ちゃみ「ならそれでいいんだよ。変わる必要はない。しょうやんはしょうやんのままでよし。」

しょ「・・・次の島、リゾート地なんだって。久しぶりにデートしよっか。」

ちゃみ「・・・ふふ、そうだね。たまにはいいかも。」

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