超あかがみん海賊団

姫様 ページ15

ろあside

ちぃたんはお姫様だ。どこの国かは本人が話してくれないから知らないけどね？

ちぃたん曰く、姫って立場で海賊やってるのは社会勉強だって。

だから王下七武海になって罪人側には回らないように配慮してるって言ってた。

んで、今日はその王国からちぃたんのお世話係の人が家来を連れてやって来たってわけ。

ちぃ「何度も言ってるようだけど、わたしはお父様が病床につかない限り国には戻らないし、戻る気もない。何を言っても、何を言われても同じよイガラム。」

イガ「し、しかし姫様、国王様も王女様も大層心配されております・・・。一度顔を見せに戻るだけでも・・・。」

ちぃ「いや。戻ったところでどうせ泣き寝入りしてまで説得するんでしょう。」

ゆき「どちらも譲らないね・・・。」

クロ「ちぃたんが頑固なのは知ってるけど、イガラムさんも結構頑固ね・・・。」

ろあ「ちぃたん、里帰り気分で一度帰ればいいのに・・・。」

イガ「そうですよ！みなさんも説得してください！」

ちぃ「一度帰ったときに跡継ぎだなんだーかんだーってうるさかったでしょ？それがあったから帰ることをやめたの。」

イガ「そうではございますが・・・！」

ちぃ「・・・ならイガラム、一つだけ提案があるわ。」




ちぃ父「・・・イガラム、なんだこれは。」

イガ「はぁ、なんでもびぶるかーどなるものらしく・・・。」

ちぃ父「これで居場所と無事を確認できるというのか？」

イガ「姫様がおっしゃるには・・・。」

ちぃ母「ふふ、一本取られたわね。確かにこれなら無事を確認できるわ。」

ちぃ父「ったく、誰に似たんだか・・・。」

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