１０８．ホワイトな日３ ページ22
あなたside
あ「失礼しました・・・。」
なんとか病院側の手続きを終え、それを学校に提出して
あとは学校側の手続きが終われば、すべて終了。
今はその病院側の資料を職員室に提出してきたところ。
時間はもう夜の８時で校舎には職員室にいる先生方と警備員のおじさんたち以外は
誰も残っていないからどこも暗い。
そんな怖いところから一刻も早く出たいから急いで昇降口に向かう。
靴を履いて、まだ寒いからと言って手放せないマフラーを巻いて外に出る。
あ「雪・・・降りそう。」
空は少し雲に覆われいて、３月半ばにも関わらず雪が降りそうな天気。
さっさと帰ろうと思って早歩きで校門に向かうと人影が見えた。
最初はびっくりしたけど、近づいてすぐにわかった。
あ「まぁくん・・・？」
マ「おう、お疲れ様。」
あ「どうしたの？どうしてここにいるの？」
マ「渡したいもの、あってさ。」
あ「渡したいもの？あ、忘れ物？」
マ「ううん。ほら、今日ホワイトデーだろ？だからバレンタインのお返しに・・・。」
そういって手のひらに置かれたのは赤いリボンが結ばれてる白い箱。
そこで今日がホワイトデーだったんだ。ってことに気づいた。
あ「そっかぁ・・・。わざわざこれを届けに？明日とかでもよかったのに・・・。」
マ「ほら・・・記念日は渡しそびれちゃったからさ。次のイベントはちゃんとなにがあっても渡そうって。」
あ「ふふ・・・開けてもいい？」
マ「もちろん。」
綺麗に結ばれた赤いリボンをほどいて箱を開ける。そこには赤い宝石を抱いたうさぎが
ついたネックレスが。
あ「わぁ・・・！すごい素敵！」
マ「よかった、喜んでもらえたみたいで・・・。」
あ「まぁくんがくれるものなら何でも嬉しいよ・・・！ありがとう、大事にするね。」
ネックレスを胸に当てながら言うと、まぁくんは頬を少し赤らめながら、
マ「そこまで言わなくても・・・ｗ」
そういいながら少しだけ照れていた。
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まに(プロフ) - なっちゃんジュースさん» コメントありがとうございます！うわわわ！応援メッセージありがとうございます！泣きそうです！頑張りまする！！ (2017年7月2日 18時) (
レス) id: ef96396e79 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃんジュース - 更新、ファイト！！ (2017年7月2日 14時) (レス) id: 1ee350eec4 (このIDを非表示/違反報告)
まに(プロフ) - 夜桜さん» コメントありがとうございまーす！まだまだ飛ばしていくつもりです！笑 (2017年6月20日 21時) (レス) id: 299743f720 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 面白い！！ (2017年6月20日 20時) (レス) id: bd91b60462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まに太郎 | 作成日時：2017年6月19日 19時
