人魚姫に恋をした！！！

１０６．ホワイトな日１ ページ20

マサイside

多忙多忙が積み重なり、またAとのすれ違いが始まった今日この頃。

今日は俺は休みだけど、Aは４月から働けるようにと学校の手続きやら

病院側の手続きやらで走り回っている。

そんな時期と被せてやってきたのが、「ホワイトデー」。

バレンタインデーはふたりで前々から約束してた温泉に行ってちゃんとチョコレートも

もらった。だからこそ。だからこそ悩んでいるのである。

？「なに、気持ち悪い・・・。」

マ「いや、酷すぎ。」

？「しょうがないよ、そういう気持ち悪い顔してたもん。」

マ「生駒、お前は出禁な。」

生駒「なんでよ！！」

モ「まぁまぁ・・・。」

今日はモトキだけに相談する予定だったが、仕事が休みになったからと理由を付けて

生駒ちゃんと芸術のことで話が盛り上がり仲良くなった西野七瀬さんも交えての作戦会議

をしている。

マ「何したらいいか分からないんだよ。旅行はバレンタインのときに言ったし、Aには物欲内から欲しいものも多分ないって言うし・・・。ディナーは何かと行ってるし。」

モ「まぁせっかく女の子もいることだから相談してみたら？」

マ「そうだな・・・西野。」

生駒「わたしも女の子！！」

マ「お前論外。」

生駒「酷い！」

モ「まぁまぁ・・・。」

西野「・・・そうだなぁ、アクセサリーとかは？」

マ「・・・アクセサリー？」

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