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依頼人｢あ、そうだ、Aさんはこういうところは初めてですよね？｣
『はい、そうですね』
依頼人｢じゃあラッキーですよ！！
初めてのホストがシンジュクＮｏ．1のいる店なんて！｣
『シンジュクＮｏ．1？』
依頼人｢はい！
GIGOLO、いや伊弉冉一二三さんって知ってますか？｣
伊弉冉…一二三…
昔の幼なじみに同姓同名の人がいたけど…
一二三…今何やってるんだろう…
『うーん？僕本当にこういうところ疎くて…』
依頼人｢そうですか…
一二三さんは本当にすごいんです。
俺が気づかないようなお客さんの細かいところまで見て気を配って…それで…いつか俺も一二三さんみたいにお客さん全員を笑顔にできるようなホストになりたくて！｣
『…ふふ』
依頼人｢？なんですか？｣
『一二三さんがほんとに大好きなんですね、もしかして昨日言ってた憧れてる先輩って一二三さんのことなんですか？｣
依頼人｢！！…はい、！｣
〜数時間後〜
依頼人｢Aさん！俺帰る準備出来ました！｣
いよいよか…
なんか嫌な予感がする…少し気をつけていこう。
『じゃあ、行きましょうか』
話は通してあるから、という依頼人の言葉に沿って私も従業員専用出口からお店を出た、その時だった。
強い殺気に体が勝手に反応して脚を大きく振った。
ガシャン！
何かがゴミの積み重なった山へ投げ飛ばされた。
…人間だ。
『誰だ』
？｢ちょっと〜あんたなんなのよぉ〜わたしはリョウに用があるのぉ…そこぉ！どぉきなさいよぉ！！｣
リョウ…依頼人の事だ。
依頼人｢ひっ！や、やっぱりおまえだったんだな！｣
『…元カノさんで間違いないですか。』
私はそっと依頼人に確認すると依頼人は昨日のような怯えた表情ではぃ、と頷いた。
それを聞くと私は彼女と距離をとった。彼女の手には鋭利なナイフが握られていたからだ。
『綺麗なお嬢さん、この時代にナイフなんて物騒ですね？
危ないですから１回離して下さい、ね？』
依頼人の元カノ｢うるさいっていってるでしょお！！
ねぇ、リョウ？お願いこっちに来て？
私達まだ愛してあってるでしょ？ねぇえ？｣
見るのも痛々しい…
あっちもあっちで精神がぼろぼろだ。
依頼人｢うるさいのはお前だ！
いつもいつも俺に付きまといやがって！！｣
とその時怒りに身を任せた依頼人が私の前に出てしまった。これでは彼女と依頼人は一直線になってしまう。
『待っ…』
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hani-R - ぷにぷに左衛門さん» わぁ初コメントありがとうございます！そう言ってくださるとほんとに嬉しい…涙…！！これからﾌﾞｸﾛのメンバーやｵｵｻｶ、ﾅｺﾞﾔも登場して沢山愛される予定ですので是非読んでいただければ(笑顔) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
ぷにぷに左衛門 - めちゃくちゃ面白いです！もう続きが楽しみです！ (2021年1月6日 23時) (レス) id: b1fc0b4e72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lotus_r | 作成日時：2020年12月29日 2時
