story34 ページ38
『とっておき？』
乱数｢そーそ★
きっとおねーさんなら似合うと思うよっ★
…えーと、はい！これとこれとこれとこれ！｣
『え、ちょ、こんなに？』
乱数｢えーAオネーサンやってくれるって言ったよね？｣
『い、言いましたけど…』
乱数｢だよね！
はい！じゃあそこの部屋で着替えてきてね！｣
わけも分からぬまま手にたくさんの洋服を持たされて試着室にぽん、と背中を押されて入らせられる。
乱数｢ゆっくりでいいよ〜ボク、待ってるから〜！｣
…待ってるから、と言われましても。
改めて洋服を見てみるとワンピース、スカート、ブラウス…
うぅ…普段でもこんな服着ないよ…
仕方なく自分で適当に組み合わせて袖を通す。
はぁ、有難くマカロンだけ受け取ればよかった。
ｶﾞﾁｬ__
『こ、こんな感じでいいですかね？』
乱数｢…！｣
帝統｢おー…｣
幻太郎｢…ほう？｣
『う…わ、わかってますよ！
似合わないことくらい！もういいです！』
なんとも言えない視線に耐えられなくて部屋に引き返そうとする。
乱数｢ちょ！待ってオネーサン！
…その服、すごく似合ってることわかってないの？｣
『え、？』
幻太郎｢とてもお似合いですよ、虚城さん｣
帝統｢に、似合ってる、、と、思う、｣
乱数｢あはは、帝統顔赤い〜！
帝統クンは女の子に免疫ないのかな？｣
帝統｢う、うるせー！｣
『あ、あの！…ほんとに変じゃ、無いですか？』
乱数｢うん！ほんとに可愛い！
まるでオネーサンのためにその服が作られたのかと思っちゃうくらい！｣
幻太郎｢乱数、とてもいい表現ですね｣
帝統｢っ…｣
嬉しい…いつも黒とか白とか無機質な服しか着てないからこーゆー服を着ても大丈夫なんだ…私。
『…嬉しいな、』
つい声が出てしまう。
いつも完璧に男だと思われるけどしっかり女の子なんだな、私。
今度からはかわいい服も買おう。
あ！そして理鶯にも見せに行こうかな。
乱数｢…｣
幻太郎｢…｣
帝統｢…｣
乱数｢オネーサン！その服、貰ってくれる？｣
『え？』
乱数｢是非オネーサンに来てもらいたいんだ！｣
『え、ダメです！それは』
乱数｢なんで？ボクが貰って欲しいのに｣
『じゃ、じゃあ、お金をお支払いします！
いくらですか？』
乱数｢えー…お金なんて要らないのに…あ！じゃあさ！
これからボクの専属モデルになってよ！｣
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hani-R - ぷにぷに左衛門さん» わぁ初コメントありがとうございます！そう言ってくださるとほんとに嬉しい…涙…！！これからﾌﾞｸﾛのメンバーやｵｵｻｶ、ﾅｺﾞﾔも登場して沢山愛される予定ですので是非読んでいただければ(笑顔) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: dbddb190fe (このIDを非表示/違反報告)
ぷにぷに左衛門 - めちゃくちゃ面白いです！もう続きが楽しみです！ (2021年1月6日 23時) (レス) id: b1fc0b4e72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lotus_r | 作成日時：2020年12月29日 2時
